運動中にマスクつけると汗で湿るから、大変なんだよな。
でも、運動しないわけにもいかないし、どうしたらいいのかな。
大変だけど、汗とうまく付き合っていくしかないよ。少しでもしんどくならないようにするポイントを解説するよ。
✅本記事の内容
汗とうまく付き合わないといけないというお話
✅本記事の信頼性
僕は複数の施設でパーソナルトレーナーとして活動しています。
毎日マスクをしながら運動する人を多くみています。
マスクを着用するのがスタンダードになってきて、運動中ですらマスク着用が義務化になってきてます。
感染対策するのは必要ですし、無しにはできません。
とはいえ、運動中にマスク着用だと汗で湿るので呼吸ができなかったり、熱がこもったりで大変。
トレーニングしにくいぐらいの感覚で終わればいいですが、ひどいと熱中症などにもなりかねません。
ということで、汗とマスクのうまい付き合い方を深堀します。
目次
運動中のマスクが汗で困ってる人へ
結論:運動と汗は切り離せないので、上手く付き合っていくしかありません。
ではどのように汗とマスクを共存させるのか。
1番大事なのはマスク選びを間違えないことです。
運動中のマスクがつらくなる理由
汗でマスクが湿ると空気がとおりにくく、うまく呼吸ができないから。
布が濡れたら、空気がとおりにくいのは想像しやすいでしょう。
特に使い捨てマスクでよくある、不織布は要注意。
濡れてしまうと乾きにくく、運動中の呼吸には不向きだからです。
その点、速乾素材のマスクなら乾きも早いので、快適そのもの。
空気の通り道がきちんと確保されていると、普段通りの呼吸が行えますから。
ランニング中に苦しくて、大きく息を吸おうとしても、マスクがはりついて息が取り込めないなんてツラすぎです。
これではせっかく頑張ってトレーニングしているのに、心折れます。
洗えるマスクが良い
使い捨てマスクで運動はツラすぎるので、洗えるマスクがベストです。
洗えるマスクだと、使いすてマスクよりも素材にこだわっているものが多い。
値段が高い分、素材にお金がかけられています。
その中でもよくあるのがポリエステルなどの乾きやすいもの。
対して使い捨てマスクで多いのが不織布のマスク。
不織布だと水分を含むとかなり乾きにくい。
通気性がわるくなるので、運動中にはかなり不向きです。
高地トレーニング効果
マスクが湿ると期待してしまうのが高地トレーニングのような効果。
地上にいながら、取り込める酸素を減らすので、高地トレーニングのような感覚になります。
でもこれはあまり期待できません。
というのも、酸素が薄いわけではなく酸素をとりこめていないだけだから。
もちろん、少ない酸素で動くので心肺機能のトレーニングにはなるでしょう。
しかし、アスリートでない一般人なら、高地トレーニング効果はそこまで必要ないでけでなく、熱中症になるリスクのほうが上がります。
空気が吸えないだけでなく、口周りにたまった暖かい空気をとりこむので、体温調整が難しくなるからです。
むしろトレーニング効果が下がる原因に
マスクすることでのデメリットを逆にメリットに活用できれば、パフォーマンスの幅も広がりますが、実際はデメリットやリスクのほうが多い
酸素吸えないことを活かして、高地トレーニングのようにできればいいですが、熱中症になってしまっては本末転倒。
であれば、少しでもリスクを回避して、効率よく運動するのが得策です。
運動用マスクを持つべき
手軽に使える使い捨てマスクも便利ですが、運動には不向き。
呼吸がスムーズに行えないと、酸欠になったり体温調節ができません。
熱中症などの体調不良になるリスクがあがってしまいます。
これだと手軽さが魅力の使い捨てマスクも使いにくさしか感じません。
であれば、1枚ぐらい運動に使えるマスクをもっていれば熱中症などの体調不良になるリスクもへり、健康維持がしやすくなります。
1枚も1,000円ちょっとでかえますから。
その程度の出費で、運動時のリスクが減って、快適にうごけるなら安いものです。
運動用マスクがあると別世界
運動中にブレススポーツマスクという運動向けのマスクを使っていますが、呼吸がしやすくて感動しています。
というのも運動中でも大きな深呼吸をしても問題なしだから。
大抵のマスクは大きく深呼吸をしたら口に張り付いて、息が思うように吸えません。
ブレススポーツマスクを使っていると、つけていないときと同じように呼吸ができるので、ノンストレスでトレーニングに集中しまくりです。
少しのこととはいえ、息が苦しいたびにマスクを外して呼吸は、面倒ですしなにより、トレーニングのテンポが乱れます。
テンポが乱れると集中も途切れるのでデメリットしかないです。
やはり1枚あるのとないのでは、雲泥の差です。
最後に僕が使っているマスクの記事も載せておきますので、こちらからどうぞ。