パーソナルトレーナーの資格を取得したいけど、具体的にはいくらぐらいお金が必要なのかな。おおよその目安もわかっていないと、お金の準備にこまるしな。実際にどれぐらい払ったのかも知れると嬉しいな。
パーソナルトレーナーになるために取得したい資格。
NSCAやJATI、NESTAなど種類は様々ありますが、気になるのは「費用がどれぐらい必要なのか」でしょう。
大体の金額は公式サイトでわかっても、本当にその金額だけで取得できるのかはわかりませんよね。
転職を考えている方なら、仕事をやめたりして無駄なお金を使いたくない人も多いでしょうし、独学などで取得する人の場合は、取得するのに必要なリアルな金額を知りたいはず。
というわけで、この記事ではパーソナルトレーナー資格取得に必要な金額を僕が資格試験を受けて実際に払った費用例を含めて解説します。
✅本記事の内容
パーソナルトレーナーの資格取得にかかる費用のお話
✅本記事の信頼性
パーソナルトレーナー歴5年
未経験で転職し資格を取得後、フィットネスクラブやパーソナルジムで活動中。
✅本記事を読んでわかること
パーソナルトレーナー資格取得に必要な金額がわかる
独学で僕が実際に取得までに払った金額を知れる
実際に支払った金額の写真も載せているので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速いきましょう。
パーソナルトレーナー資格にかかる費用は?
結論;10万円前後で資格取得可能です。
独学だとテキストや問題集などの教材費と資格試験費用だけでして、他にはその協会に入会する年会費が必要なぐらいです。
参考までに他の資格の費用もまとめておきます。
パーソナルトレーナー資格にかかる費用➀:NSCA CSCS
合計で¥87,059です。
✅費用詳細
- 年会費¥13,200
- 試験費 ¥50,200
- 教材費 ¥23,659(参考書¥11880、問題集¥10,890 送料¥880)
パーソナルトレーナー資格にかかる費用②:NSCA CPT
合計で¥81,860です。
✅費用詳細
- 年会費¥13,200
- 試験費 ¥46,000
- 教材費 ¥22,660(参考書¥11,880、問題集¥9,900 送料¥880)
パーソナルトレーナー資格にかかる費➂:JATI
合計で¥176,660です。
✅費用詳細
- 年会費¥11,000
- 養成講座¥115,500
- 試験費¥33,000
- 教材(6種)¥17,160
✅再受験費用
- 筆記¥11,000
- 実技¥22,000
パーソナルトレーナー資格にかかる費用④:NESTA(ダイレクトコース)
合計で¥72,500です。
✅費用詳細
- 教材¥13,600
- 事前講習¥15,000
- 試験¥7500
- 受験・資格登録¥36,400
とはいえ、上記4つは独学なので必要最低限の費用でして、スクールなどに通う場合は金額は上がります。
パーソナルトレーナー資格にかかる費用⑤:養成スクール
最低60万円ほどの費用が追加で必要です。
スクールのコースによって金額は変化しますが、おおよそ60万円からでして、高くても100万円ちょっとです。
スクールだとカリキュラムがあり、人から教えてもらえるので理解しやすく勉強効率はかなりいい。
時間も有効活用できるので、通う価値は十分あるでしょう。
僕が実際に支払った資格費用を公開
僕が実際に支払った金額は¥121,364円です。
すみません、手作業でまとめたので、少し見づらいです。
順番は表と同じにしてあります。
資格取得までの内訳
下記の通り。
- 年会費 ¥12,960
- 試験費 ¥49,300
- 再試験 ¥33,400
- 教材費 ¥25,704 (参考書¥12,960 問題集¥11,880 送料¥864)
数年前なので、金額は多少変わっていますが、大差はないでしょう。
参考書と問題集は会員かどうかで金額が変わります。
僕は資格試験を申し込む際にNSCA会員になったので、教材を購入するときは非会員。なので、少し割高でした。
独学で取得したので、費用は低めですが、1度試験に落ちてしまったので、再試験の費用が追加になってます。
しかもこの金額が結構高いので、できれば1度で通過するのが望ましいです。
NSCAを取得することを決めた理由
他の資格よりも受験しやすかったから。
NSCAを受験するのに必要な条件として大きいのは、学歴(高卒以上)とCPR認定資格の2つのみなのです。
他の資格試験に比べると圧倒的に条件が緩いですし、CPR認定も消防署で2時間ほどの講習を受ければもらえるので、ほぼ学歴のみといっても過言ではありません。
しかも受験地や時期も決まっているわけではなく、全国のテストセンターにて1年中受けることが可能。
このように、好きなタイミングで受験できたのでNSCAを選んだのです。
パーソナルトレーナーのおすすめ資格については、【実体験】パーソナルトレーナーの資格でおすすめは「NSCA」です【費用を抑えて取得する方法】で解説しています。
資格を取得できるか不安
独学でもきちんと勉強をすれば資格を取得は可能なので、ご安心を。
僕も知識なしの未経験で勉強をスタートさせ、NSCA CSCSに合格しています。
ですが、「最初からある程度は知識あったんでしょう」と思う人もいるはず。
確かに、筋トレをしていたのでトレーニングのやり方は少し知っていましたが、筋肉の名前をよく知らなかったのです。
なので、レベルとしては素人に毛が生えた程度で、ジムにいる筋トレ好きの人レベル。
>>【実例あり】パーソナルトレーナー資格取得の難易度は?【未経験でも安心】
試験勉強をはじめたときの知識量
太もも裏の筋肉をまとめた名称である、「ハムストリングス」が説明できないレベルの知識量でした。
なので、今読んで筋肉名がわかるあなたは、当時の僕よりも知識があります。
このような状態から勉強したのでかなり大変。独学だと、膨大な参考書から勉強しないといけないので、答えを見つけるのに時間がかかり効率が悪かったのです。
なので、これを聞くと1人で勉強できる自信がない人もいるかもしれません。
そういった不安がある方はパーソナルトレーナースクールに通うのがラクでおすすめです。
独学かパーソナルトレーナー養成スクールか
結論はトレーナースクールに通う方がいいです。
独学はピンポイントで勉強ができず効率が悪いのに対し、トレーナースクールなら、効率よく学ぶことができるから。
僕は独学で資格取得しましたが、技術を学ぶために結局、トレーナースクールにも実は通っています。
どうしてかというと、資格の勉強は資格取得のための勉強になりやすく、知識が抜けやすかったから。
それを補うためにトレーナースクールに通いました。
資格取得のために学んだことは、もちろん大切な基礎。
とはいえ、実際の現場で使える技術というと、足りないことも多かったのです。
なので、知識の不足を感じたので結局トレーナースクールに通うことに決めました。
トレーナースクールだと、現場で活動している人の体験談なども知れて、かなりためになり理解しやすかった。
おかげでお客様から信頼を得やすかったり、有料セッションに繋がったりと、結果につながることも多かったのです。
僕のように遠回りして、結局お金も時間も多くかかるなら、最初からスクールに通う方が結局は近道になりやすい。
なので時間もお金も無駄にしないためにも、パーソナルトレーナースクールに通うのがおすすめなのです。
パーソナルトレーナースクールについては【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナースクール【未経験でも資格取得できる】で詳しく解説しています。
個別のパーソナルトレーナースクールの評判はASPトレーナースクールの評判【結論:未経験でパーソナルトレーナーになれる】をご覧ください。
東京のパーソナルトレーナースクールについて知りたい人は別記事の【厳選】パーソナルトレーナースクール東京校7つをどうぞ。
30代以降でもパーソナルトレーナーを目指せる
勉強すれば知識・技術を身につけられるし、なにより「30代以降」というのが武器になるから。
30代とかだと、年齢の壁を感じるかもですが、クラインとにはメリットに働くことも多いのです。
つまり、状況がクライアントに近いほど内容に納得しやすいものだから。
例えば腰痛で悩んでいるクライアントの場合。
若いパーソナルトレーナーが「〇〇をすれば腰痛がよくなります」というよりも
年齢が近いパーソナルトレーナーが「〇〇をして腰痛がよくなりました」というほうが納得できるはず。
もちろん若いトレーナーが間違ったことでなく、正しいことをいっていたとしても、納得しやすいのは年齢近いトレーナーの方でしょう。
なので、年齢が高いからと諦めるのではなく、むしろ武器にできると考えながら行動するのが大事。
>>【断言】パーソナルトレーナーは未経験・30代でも問題なし【行動力がキモ】
まとめ:パーソナルトレーナー資格は費用を抑えて取得できる
パーソナルトレーナーの資格は約10万円前後の費用で取得することができます。
実際に僕が支払ったのも12万円ほどでした。
未経験からでも、きちんと勉強すれば資格取得はできるので、諦める必要はないでしょう。
とはいえ、好きなことでも勉強は勉強。苦手な方もいてるはず。
そういった方は素直にパーソナルトレーナースクールに通って、基礎を学ぶのが最適解。
一からわかりやすくカリキュラムに沿って教えてもらえるので、つまずくことがないですし、仮にわからないことがあってもその場で質問できるので、問題なしです。
資格取得はパーソナルトレーナーになるための第一歩。
サクッと取得して、パーソナルトレーナーとして活動開始していきましょう。
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