ジムに通いたいけど、ルールとかマナーって知っていた方がいいのかな。知らないで他の人に迷惑かけるのも嫌だしな。
このような疑問を解決します。
✅本記事の内容
ジムでよくある迷惑行為15選
✅本記事の信頼性
パーソナルトレーナー歴5年
パーソナルジム 、フィットネスクラブにて活動中
✅こんな方におすすめ
これからジムに通おうと思っている人
ジムのルールやマナーを把握しておきたい人
ジムにはあなた以外の人もいるので、ほとんどの人が迷惑がかからないように気をつけているでしょう。
お互いが少しの気遣いをすることで、快適に運動をできるので当たり前と思う方もいてるはず。
しかし、実際はどこのジムにいても「迷惑行為」をする人と遭遇してしまうものなのです。
気持ちよく運動するためにジムを利用しているはずが、迷惑行為に遭遇してしまったために逆にストレスを感じてしまうことにも。これでは何のためにジムにいってるのかわからない。
そこで本記事では、ジムでよくある迷惑行為をシーン別に15個まとめました。
非常識な行動を知っておくと、知らぬ間に迷惑行為をしている側にもならずに済みますよ。
✅もしジムの選び方で悩んでいるなら
最近は24hジムやフィットネスクラブなど様々なジムが増えてきました。
けれどもジムが初めての人は種類が多すぎるとどう決めたらいいかわからなくて困ってしまいますよね。
そんな方はまず自宅から近いジムがおすすめです。近いと通うためのハードルが低くて続けやすいから。
詳しくは【失敗しない】ジム初心者の選び方【結論:通いやすさが重要】で解説しているので、こちらの記事をどうぞ。
それでは早速みていきましょう。
目次
ジムでよくある迷惑行為15選
結論として、「周りに気を配ること」ができていれば問題なしです。
けれどもジムで迷惑行為を見かけてしまうのも事実でして、少しでも把握しているとお互い快適。
代表例はこちらの15個でして場所別(ジムエリア、プールエリアなど)でまとめています。
✅ジムエリア(6つ)
- スマホぽちぽち
- 写真・通話
- 汗拭かない
- 騒音
- 長時間独占
- おしゃべり
✅プールエリア(3つ)
- 水を浴びて入らない
- ピアス・ネックレスを着けたまま
- コースを守らずに泳ぐ
✅スタジオレッスン(3つ)
- 並ばない
- 他人の場所を横取り
- レッスン開始後入場
✅更衣室・お風呂(3つ)
- スリッパ使用
- シャワーや水をかけない
- 濡れたまま歩く
迷惑行為は上記の通り。
見てみると案外思いつきそうなものばかりで、あまり気にならないようなものばかりでしょう。
しかし遭遇する確率は高く、実際に起こると地味にイラっとしてしまうものです。
基本的には周りに気を配れば、しないで済むようなことばかりですが、気の緩みもあるのが人間。
知らぬ間に迷惑行為をする側にもならないためにも、しっかり把握しておきましょう。
よくある迷惑行為:ジムエリア
ジムエリアが基本になることが多いので、数多くピックアップしています。
もちろん他にもあるのであげればキリは無いですが、最低限知っているだけでも自分勝手にならずに済みますよ。
スマホぽちぽち
筋トレマシンやストレッチスペースでのスマホぽちぽちです。
なぜなら座っているマシン、ストレッチスペースを使いたい人が他にもいるから。
空いているならまだしも、混んでいるなら最悪。正直、これが1番迷惑に感じる行為でしょう。
短時間しか携帯を触っていないつもりでも、夢中になるとあっという間に時間は過ぎているのです。気を抜けば5分以上触っていたなんて日常茶飯事では。5分以上もトレーニングもせずに、スマホぽちぽちは迷惑すぎます。他の人のために譲るのがいいでしょう。
とはいえ、スマホを完全に触らないのも難しい話。
音楽を聴いていたり、トレーニングメニューを確認したりとただ単にスマホいじりしているわけではない人もいるからです。
なので、必要最低限以外はあまり触らないようにするのがおすすめ。
写真・通話
写真や通話は禁止されているジムが大半。
写真は他の方が写るから。通話は話し声がうるさく迷惑になるから。なにより人の通話というのはかなり耳障りに感じるものです。
公共施設では禁止されていることも多いので、違和感はないでしょう。
とはいえ、「おしゃべりがいいなら電話もいいだろう」と思う方も多いはず。
確かに声を出して話すというのは同じでしょう。しかし、通話だと自分の世界に入ってしまいやすく、そのままトレーニングするのは怪我のリスクもあり危険。急用ならともかく、通話はせずに集中する方が効率よくトレーニングできるので得策です。
汗拭かない
特に最近は敏感になっている方が多いので、重要なマナー。
なによりも、他人の汗がついたマシンや器具を使いたい人はいません。
汗でべちゃべちゃなのに、そのまま使うのは気持ち悪く地獄。気分良く器具を使えませんよね。
なので、例え汗が目に見えなくても、使用後は必ずタオルで拭き取るのが礼儀です。もちろん、使用前にも1度タオルで拭くのもあなたの快適性を上げるには大切。
騒音
ガシャンガシャン音がなるとうるさくて迷惑です。
器具やマシンを使う時に音がなるのは仕方ありませんが、できるかぎり大きな音にならないように心がけるのが大切です。
音がなるのは、勢いつけて戻すのが大半のパターンです。
例えば
- バーベル→ラックに勢いよくもどす。
- マシン→完全にもどりきる手前で手を離す など
上記のケースが大半です。
筋トレしたら疲労感からゆっくり戻すのが難しかったりできなかったりします。
かといって気にせずに勢いよく戻すのは騒音になり迷惑なので、できる限りゆっくり戻すべきです。
中には「ジムだからうるさくなるのは仕方ない。嫌だったら他行け。」と考える人もいるでしょう。
確かに完全に無音はジムなので不可能ですが、うるさく感じて腹が立つのは事実です。
トラブルなく快適に利用するためには、お互いに少しの気遣いがあれば十分です。
公共施設なので気持ちよくジム通いを続けるには、他人のことを考えるのが多少なりとも求められます。
長時間独占
他の方も利用したいので、長時間の独占はよくありません。
大抵のメニューは実施できるはずなので、30分を目安にするといいでしょう。
とはいえ、特にバーベルを使う種目は時間がかかることが多いので、周りの状況を確認するのも大切。
✅具体例( ベンチプレス80kg)
20kg10回
40kg5回
60kg1回
メインセット80kg 8回×3セット
このようにバーベルを使うメニューの場合、高重量のためウォーミングアップからメインセットまで、どうしても時間がかかることが多いです。しかも合間にはインターバル休憩もあるので、余計時間が必要で30分もすぐに経ってしまいやすい。
だからこそ無駄な行為を減らして、メニューをこなすのがいいでしょう。もちろん、集中力もあがりますよ。
おしゃべり
ジムは運動するための施設ですが、井戸端会議をする場所としても活用されています。
特に午前中は高齢者が多く、おしゃべりをする人が多い傾向に。
その結果、マシンに座ったままや通路の真ん中でおしゃべりして声も大きくなります。これでは使いたいマシンも使えずかなり迷惑ですし、うるさくて集中できない。
もちろん、利用者がお友達とおしゃべりをすることで、「明日もジムに行こう」という気持ちになるのは素晴らしいこと。
健康のための運動を続けやすくなりますし、お友達ができて独り身の方でも明るく生活できるからです。
とはいえ、度が過ぎるのは良くありません。マシンを独占したままおしゃべりや座ったままストレッチエリアでずっとおしゃべりでは、器具やスペースを使いたい人が使えずに困ります。
高齢者以外にもおしゃべりする方はもちろんいてます。
なので、大切なのは「ジムは運動する場所」という意識を少しでも持っていると、おしゃべりだけにならずに済むでしょう。
よくある迷惑行為:プールエリア
プールはジムとは違った、迷惑行為が存在します。
24hジムにはないことが多いですが、フィットネスクラブならプールがあるのが一般的なので遭遇する機会も多いでしょう。
水を浴びて入らない
水質を汚さないためです。
皮脂、汗など体の汚れが原因でプールの水が汚くなってしまいます。特に夏場はジムに行くだけでも汗をかくので、プールに入る前に水を浴びるのは超大切。誰も汗水が混ざった水で泳ぎたい人はいないでしょう。
とはいえ、入水前に水を浴びるのには他にも訳があるのです。
体を水の温度に慣らすためです。慣れてないのに急に水の中に入ると温度差で体がびっくりしてしまって、心臓に負担がかかってしまうのを防ぐ役目も実はあります。
だから先にシャワーを浴びるのは、マナーもありますが自身の体のためにも大切なのです。
ピアス・ネックレスなど着けたまま
怪我の原因になるからです。
プールだと着ているのは水着だけ。ということはほとんど、裸に近い状態ですよね。こんな状態だと貴金属が少し引っかかるだけでも、切ったりする可能性があるのです。
しかも水の中に入っていると、皮膚もふやけてくるので余計に怪我をしやすい。例え軽く当たったとしても普段なら怪我しないレベルでも、水の中では切れたりする可能性は十分にあります。
お互いの安全のために外しておきましょう。万が一落としてなくなるのも嫌ですしね。
コースを守らずに泳ぐ
泳力の違いで、衝突事故にもなるから。
人によっては、25mを泳ぐのに何度も立たないといけない人もいれば50m余裕という人もいる。
このように個人のレベルは多種多様なので、同じレベル同士のコースで泳ぐことで安全に泳げる。
とはいえ、レベルが違うと速度が違うので、レベルが違うコースで泳いでいるとイライラしてしまうかもです。
ルールやコースはジムによって違うので、泳ぎ方のルールはよく確認しておきましょう。
よくある迷惑行為:スタジオレッスン
スポーツクラブでの楽しみの1つがスタジオレッスン。エアロやヨガ、シャドーボクシングなど様々なレッスンがあり、運動苦手な方でも楽しく体を動かせますよね。
しかしその楽しいレッスンも、少しの身勝手な行動で潰れてしまうので要注意です。
詳しくはスポーツクラブのスタジオでいる迷惑なおばさんとは!?「要注意です」でも解説しています。
並ばない
入場の際に並ばず、順番を守らないで入る人がいてます。
スポーツクラブによっては、レッスンの予約はアプリで場所も決めたり、紙に名前を記入するところなど様々ですが、特に紙で予約するアナログタイプの場合は、入場順で好きな場所を取れるのでとても重要。
入場開始直後にたまたま来た場合は、人がズラズラ動いているので、順番抜かしにもなりやすい。
その場合は、列の最後の人が入るまで待つなどの対応が必要です。
他人の場所を横取り
お気に入りの場所がある方はその場所を取ろうと必死になるのです。
常連の方は暗黙の了解で、「ここは〇〇さんが使う場所」となっていたりします。けれども運悪く初めての人が、たまたまその場所を取ってしまったがために、横取りされる。
もちろんスポーツジム側は、先着順で場所を取っていただくスタンスなので、常連だからとかは関係ありません。
レッスンを受ける位置は、楽しさに直結するのでスタジオレッスン初心者の方は用心しましょう。
レッスン開始後入場
レッスン開始すると、途中入場はできないようにドアが閉まったりします。けれども、開始直後に来てシレッと入ったり、ドアを叩いたりする人がたまにいてるのです。
開始直後ならいいと思う方もいるでしょう。でもこれはかなりの迷惑行為。
というのも、映像を流すもの、暗くしてリラックスしながら行うヨガなどがあるからです。暗い状況で入られると、一瞬でも明るくなるので眩しいですし、なにより集中がとぎれます。
せっかく楽しい気分で初めていたのに、邪魔されるとイラっときますよね。
とはいえ実は途中入場を禁止しているのは、利用者のためでもあるのです。というのも、激しく体を動かすシャドーボクシングやエアロなどの場合、ウォーミングアップもなしに急に動くと怪我のリスクがあるからです。
楽しく体を動かすつもりが、怪我をしたり倒れたりしたら本末転倒。自分の身の安全のためにも、ルールはきちんと守りましょう。
よくある迷惑行為:更衣室・お風呂
スタッフの目が届きにくく、なおかつリラックスしやすいので迷惑行為も起こりやすい。
まったりできるのはいいですが、自分の家のように使いすぎないようにするのがポイントです。
スリッパ使用
施設によりますが、更衣室内は裸足が基本です。
というのも他の方を踏んでしまったりすると怪我になるから。しかもスリッパだと外部の汚れを持って来やすく清潔を保てません。
「ちょっとだけ」という気持ちで更衣室の外を移動して、そのまま更衣室内も移動する。これではせっかくお風呂入ったのに汚れる原因にも。
更衣室内を清潔に保つために大切です。
シャワーや水をかけない
シャワー中にヘッドを動かしますが、自身の後方にいる人にかからないようにすることです。
お風呂で濡れる場所だとはいえ、他の人のシャワーやかけ湯に当たって嬉しい人はいないでしょう。
しかももしそれが冷水だとかかった人もびっくりしますし、特に高齢者なら心臓に負担がかかってしまいます。
もちろん完全には無理かもしれませんが、できる範囲内でかからないようにするのが心遣い。少し後ろにも気を配るのが大切です。
濡れたまま歩く
きちんと体を吹き上げずに更衣室内を歩くのはかなり迷惑。
床が濡れて滑りやすく、転倒の危険もあるからです。
なにより、靴下で濡れた床を歩いたら最悪。ぐちょぐちょしてかなり気持ち悪いですよね。
お風呂上がりの本人はよくても、他の方にかなり迷惑がかかりますよ。
マナー・ルールが面倒なら
他の方とあまり関わらなくて済む方法に変えるのもありです。
周りの方が少なくなれば、気にすべきことも減るのでストレスはかなり低下するでしょう。
僕のおすすめはパーソナルジムとオンラインフィットネス。パーソナルジムなら個室でトレーニングできるので、周りの利用者がおらず、ある程度あなたの思い通りに動いても問題なしです。対してオンラインフィットネスは自宅で運動できるので、細かいルールはなく快適そのもの。
気分良く運動できますよ。
パーソナルジム
個室なので、周りに迷惑がかからない。
トレーナーがいてるとはいえ、他の利用者ではないので、トラブルになることもありません。もし仮にやりすぎの場合は注意があるかもですが、そこはマンツーマンなので、大声出そうが、長時間使おうが関係なし。
むしろ、2人なので普通のジムよりも集中力がバク上がりでトレーニングしやすいですよ。
とはいえ、種類も多いのでどこのパーソナルジムいいかわかりませんよね。
そんな方はポイントを押さえて比較できる【無料あり】おすすめのパーソナルジム3店【現役パーソナルトレーナーの僕が厳選】で解説しています。
オンラインフィットネス
ジムではなく自宅で運動するので、周りを気にする必要はありません。
極端かもですが、パジャマでもすっぴんでも問題なし。
細かいマナーやルールを気にする必要がないので、細かいことが気になるかたはストレスフリーでしょう。
オンラインとはいえ、ヨガや筋トレなどカテゴリーもさまざまあるので飽きにくい。
無料で始められるので、登録しないとむしろ損でしょう。
詳しくは「無料アリ」オンラインフィットネスのおすすめ3選「自宅でお手軽」で解説しています。
短時間で済むジムに通う
やりたいことをサクッと済ませられるジムなら、他人の迷惑になる可能性も減り快適にジム通いできます。
例えばchocozapのようなやりたいことをサクッと済ませて帰るスタイルのジムなら、滞在時間が少ないため他人と干渉することもありません。
つまり迷惑になる可能性がグッと減る。
「筋トレだけ」とか「有酸素だけ」のようにやりたいことが決まっていてジムに長い時間滞在しない人には最適でしょう。
他人に気を使う必要があるとはいえ、気を使いすぎるのもしんどいです。
対して気を使われなくて嫌な思いするのも、ジムを続けられない原因になります。
だからこそ他人とあまり関わることなく運動できるジムを選ぶことも「トラブル回避」では必要です。
詳しくは別記事の【ジムレビュー】チョコザップの口コミ・評判【現役トレーナーが使ってみた】を参考にどうぞ。
まとめ:周りに気を配ろう
迷惑行為15選を再度まとめるとこのとおり。
- スマホぽちぽち
- 写真・通話
- 汗を拭かない
- 安全バー(セーフティ)を使わない
- 長時間独占
- おしゃべり
- 水浴びて入らない
- ピアス・ネックレスしたまま
- コースを守らず泳ぐ
- 並ばない
- 他の人の場所を横取り
- レッスン開始後入場
- スリッパ使用
- シャワーや水をかけない
- 濡れたまま歩く
どれもよく見ると、周りに気を配れば問題ないようなことばかり。
「自分が良ければOK」ではなく、他の方も利用しやすいように少し意識すればいいだけ。
みんなのジムなので、少しの意識でお互い快適なジムライフを送れますよ。
✅本記事内紹介リスト