パーソナルトレーナーになりたいんだけど、年収1000万円とか稼げたりするのかな。せっかくなるなら、会社員の今よりいっぱい稼げるようになりたいんだけど、どうなんだろう。
このような疑問を解決します。
✅本記事の内容
パーソナルトレーナーで年収1000万円稼げるのかどうかのお話。
✅本記事の信頼性
パーソナルトレーナー歴5年
パーソナルジム 、フィットネスクラブにて活動中
パーソナルトレーナーといえば、会社に属さずフリーランスで自由に働きながら効率よくお金を稼げるイメージがありますよね。
会社員より自由で、しかも稼げるのなら最高。稼げるならできるだけ稼ぎたいはず。
そこでこの記事では、パーソナルトレーナーで年収1000万円目指せるのかどうか解説していきます。
✅本記事を読んでわかること
パーソナルトレーナーになってからどう稼いでいくかイメージがわかる。
※稼げるパーソナルトレーナーになるには
パーソナルトレーナー養成スクールに通うのが最適です。
現場で使う知識・技術を学べるためクライアントが0の状態を避けられます。
時間をかけずに最短2ヶ月でデビューでき、好きな仕事でガンガン稼いでいけますよ。
それでは早速いきましょう。
パーソナルトレーナーで年収1000万円目指せるの?
結論:目指せます。
ただし普通のトレーニング指導セッションだけでは、ある程度で限界がある。なので、1度で稼げる金額をあげる必要があります。
1度で稼げる金額を上げる必要がある理由
時間の限界があるから。ある程度以上を超えるには、工夫が必要になります。
パーソナルトレーナーは、「マンツーマンレッスンをする」という仕事が基本。1hのトレーニング指導なら1hクライアントと過ごす感じ。
仕事の特性上、どうしてもあなた自身が動く必要があります。動く必要がなければ、そもそもパーソナルトレーニングではないですよね。
ということは、基本的に「稼げる金額=あなたが動ける時間」となるわけです。
このようにどうしても時間の拘束があるので、あなた自身の活動時間の限界もあります。
なので、ある程度以上からは「1度で稼げる金額を増やす工夫」を取り入れていく必要があるのです。
工夫の必要性を理解するにはまず、ざっくりとでもパーソナルトレーナーの報酬の仕組みから理解していきましょう。
パーソナルトレーナーの報酬の仕組み
下記の通り。
報酬=セッション数×報酬率(セッション単価ー手数料)
これが基本的な報酬の計算方式でして、稼ぐ金額をあげるには各項目を増やしていけばOKです。
ちなみに報酬率とは、セッション単価から事務手数料などを引いたものでして、契約により変化しますが、基本的には単価の〇〇%が報酬という仕組みになります。
なので、報酬を増やすには大きくこの3パターンにわかれます。
- セッション数アップ
- 報酬率アップ(単価アップ)
- 両方の数を増やす
とはいえ、これではイマイチ分かりにくいので、具体的に数字をいれて解説します。
パーソナルトレーナー報酬の具体例
1セッション単価が7000円で報酬率70%。これで日に5人を週5日と仮定した場合。
- 1セッションの報酬は7000円×70%=4900円
- 1日の報酬は4900円×5人約2万5000円
- 5日稼動で12万5000円
- 1ヶ月では5日×4週で約50万円
- 12ヶ月で600万円
ややこしいので、税金など細かいことは省いてますが、パーソナルトレーナーの報酬の仕組みはこのようなスタイルになります。
もちろん、活動方法や契約内容によってセッション単価や報酬率の全てが変化するので、大体こんな感じぐらいで思ってもらえれば大丈夫です。
とはいえ、これでもよくわかるのは年収1000万円に届かないのがわかるでしょう。
セッション数を増やすだけではダメ
時間の限界があるから。
セッション数を増やすともちろん稼げる金額は上がるので、増やす必要はあります。けれでも、1日だけならまだしも、毎日セッションを詰め込むのはかなり大変。
「1時間トレーニング指導すればいいだけでしょ」と思うかもですが、実際はそんなことはないです。
クライアントの着替えなどの入れ替わり、あなた自身の休憩、クライアント管理など別で時間が必要だから。
場合によっては施設の移動が必要な場合もある。そうなるともっと時間も必要。
トレーニング指導が基本とはいえ、これでは働きすぎであなたが体を体を壊す可能性も高まります。
運動してダイエットやボディメイク、健康維持などが目的なのに、指導する側が過労で不健康になるのは説得力がありません。
これらのことを考慮すると、どうしても時間の限界があるので、ある程度で収入も伸び悩みやすいのです。
だからこそ、セッション数を増やすだけでなく、1度で稼げる金額を上げることが必要になってきます。
1度で稼げる金額をあげる方法
具体的な方法はこの通り。
- セッション単価アップ
- グループイベント実施
- ジム経営をする
これらの方法を活用することで、効率よくお金を稼ぐことが可能になります。
1つずつ詳しくいきましょう。
セッション単価アップ
1セッションを1万円以下ではなく、数万円にする方法。
例えば、アスリートや芸能人などにあえて絞り、高めの金額帯でも払える方にすると稼げる金額があがります。
もちろん求められるものは上がるでしょうが、その分報酬が跳ね上がりやすい。
ただし活動場所など普通のフィットネスクラブやパーソナルジムでは難しい可能性もあるので、すこし難易度は上がるでしょう。
グループイベント実施
1度に30人などを集めて行うようなグループレッスン。
金額も様々あるが有名な方で参加費8000円でバンドありなど多彩。
✅参加費8000円で30名参加の場合
仮に8000円で30名なら24万円の売り上げでそこからレンタルスペースなどの経費を引けば利益になります。ざっくりの計算でも1日に10万円の収益も余裕です。
しかも午前午後の2回行えば、単純に2倍の売り上げも狙え、かなり効率よく稼ぐことが可能。
もちろんこのレベルは、有名人など一握りではありますが、不可能ではないのです。
ここまで有名でなくても、例えばフィットネスクラブでも規模を小さくして同様のこともおこなえます。
フィットネスクラブなどで行う具体例
30分の美尻美脚トレーニングイベントを行う場合。
- 参加費は税込1650円で15人参加。
- 売り上げが約2万5000円。
- 手数料で30%でも約1万7500円の報酬
何十万円の売り上げは難しくても、このように規模を小さくすることで効率よく稼げるのです。1日で2万円近く短時間で稼げるのはかなり最強。
しかも、その後にパーソナルトレーニングを実施することももちろん大丈夫ですし、グループトレーニングを二部制にすることもできる。
あえて無料でグループイベントを実施して、有料のセッションに参加してもらうこともアリでして、やり方はかなり無限大。
最近ではSNSで集客できるので、ファンが増えれば増えるほど実施しやすいでしょう。
僕がグループレッスンをした実例
フィットネスクラブにてグループレッスンを実施しました。おかげでパーソナルトレーニングを1本実施する2倍ほどを30分程度で得られる結果に。
一度で10人ほどを相手にレッスンを行いますが、マンツーマンのパーソナルトレーニングと違い細かい部分までは指導できません。全員でトレーニングを頑張るイメージです。
パーソナルトレーニング は1時間稼働するのが基本ですが、グループレッスンのため30分と短いです。しかしその分人数が多いため、一人あたりの参加費は安くても合計での収益が高くなります。
もし仮に1日で2回実施すれば、合計1時間の稼働で通常セッションの4倍の金額を得られる計算です。
大きな声では言えませんが、1本マンツーマンでパーソナルトレーニング 指導すうよりも楽に稼げます。これはそういう仕組みにしているので当然です。
しかもグループレッスン参加者の中からパーソナルトレーニングを希望する人もいてます。となれば別で有料セッションを獲得できるため効率よく集客も売り上げにも繋がります。
マンツーマンセッションが基本とはいえ限界があるため、定期的に行うのが効果的な方法といえます。
ジム経営
あなたが実際に働いていなくても、利益をあげることが可能になります。
例えば他のパーソナルトレーナーと契約して、手数料で売り上げの3割ほどいただく場合。
売り上げが50万円なら15万円。
100万円なら30万円が自動で入ってくる感じです。
数割とはいえ、ジムを管理するだけで毎月売り上げの数割が入ってくるのは最強。もちろん、複数名いればその分の売り上げがジムの会費とは別で増えます。
仮にあなたが休日で遊んでいても、お金が発生しているという意味不明な状態。
これなら無理なく年収1000万円も目指せるでしょう。
とはいえ、ここまでの集客スキルや指導技術がないから不安な方も多いはず。
そういった方は実際に稼いでいる方からやり方を学ぶのが最適解。
パーソナルトレーナースクールは稼ぎ方も学べる
パーソナルトレーナーとしての基礎知識はもちろんのこと、実際に稼いでるトレーナーからのノウハウを身につけることが可能。
解剖学やトレーニングフォームを、教科書を通して学ぶのはもちろん大切ですが、やはり経験から得た知識はかけがいのない情報です。
むしろ、そういった知識があると未経験からパーソナルトレーナーになった方でも、正しい方法で売り上げを伸ばしていくことができる。
せっかくなりたくてパーソナルトレーナーになったのに、クライアントがいなくてツライという状況にならなくて済むのは心強いし。
なので、これからパーソナルトレーナーを目指す方は失敗しなくて済む、トレーナースクールに通うといいかもです。
詳しく知りたい方は【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナースクール【未経験でも資格取得できる】で解説しています。
なおトレーナースクールの評判を知りたい人はASPトレーナースクールの評判【結論:未経験でパーソナルトレーナーになれる】をどうぞ。
東京のパーソナルトレーナースクールについては【厳選】パーソナルトレーナースクール東京校7つで解説しています。
稼げるとはいえ、向かない人もいるので注意しましょう。
パーソナルトレーナーはやめとけ?
楽して稼げると考えている人はやめときましょう。
トレーニング指導以外にも集客やクライアントのメニュー作成など雑務があるからです。
パーソナルトレーナーは好きなことである筋トレを指導して稼げるイメージが世間ではあります。
しかしそれは全体の半分ほどで、他にも集客やクライアントのメニュー作成、コミュニケーションなどさまざまなことを行わなければいけません。
むしろこういった雑務ができないと集客できないため、そもそもの運動指導自体が実施できません。
これでは本末転倒ですよね。
だからこそ、こう言った雑務はより積極的に行う必要あります。
雑務を考えずに「筋トレ指導してたら稼げるとかチョレー」と思っている人はやめておきましょう。
>>【衝撃】パーソナルトレーナーはやめとけ!?【仕事がきついです】
仕事もきついです
パーソナルトレーナーは年収が安定しなかったり、お客様対応が必要なため拘束時間も長くなるためです。
要は時間外労働が増えるイメージ。パーソナルトレーナーは一般的に業務委託契約が多いです。つまり会社に属していないため、働く時間の裁量はあなた次第ということ。
だから仕事の時間が曖昧になりやすいのです。
会社員であれば9-17時のように時間が決まって働き、それ以外の時間は次の日に対応するのが一般的ですよね。しかし業務委託のパーソナルトレーナーである以上、クライアントとの連絡が来る可能性もあります。
もちろん、他の業務を夜の遅い時間にしなければいけないこともあります。
となれば、働いている時間が長くなりあなたが休む時間が確保できない状況になるかもしれません。
パーソナルトレーナーも人間のため休まないといけませんが、セッション数が報酬額に直結する以上、少し無理をしてでも予約を入れたくなるものです。
だから仕事がきつくなりやすいです。
ただこれは業務委託の場合でして、会社員パーソナルトレーナーとして働く場合はまた状況が変わります。
会社員のパーソナルトレーナーになりたいなら、有名な資格を持っていたら通過率はアップしますよ。
パーソナルトレーナーの資格おすすめはNSCA
未経験からでも取得しやすいのがNSCAの特徴で、試験は実技がなくテストセンターでWeb試験を受けるだけだからです。
他にはNESTAやJATIなどがパーソナルトレーナーの資格として有名ですが、実務経験が必要だったり受験日が決まっていたりと少し不自由です。
僕はNSCAを取得しましたが、体育系の学校にも通っていた必要も、実務経験も受験の条件になかったため選択しました。
未経験でパーソナルトレーナーの資格を取得するならNSCAの条件が1番受けやすいでしょう。
>>【実体験】パーソナルトレーナーの資格でおすすめは「NSCA」です【費用を抑えて取得する方法】
パーソナルトレーナーの将来性
今後も需要は伸びると考えられます。
高齢化社会で健康ニーズがより一層高まるためです。
運動したくても全員が運動できるとは限りません。
「痛みがある」「やり方がわからない」「続かない」など理由はさまざま。
だからこそ正しいトレーニングの指導をするパーソナルトレーナーの需要があります。
となれば、将来性はある職業といえます。
>>【不安】パーソナルトレーナーの将来性はない?【現役の僕が徹底解説します】
まとめ:パーソナルトレーナーは年収1000万円稼げる
最後に再度まとめると、パーソナルトレーナーで年収1000万円は目指せます。
しかし、単純にトレーニング指導だけでは厳しいものがあるのも事実。
なので、効率よく稼いでいけるように工夫をすることが必要になります。
✅効果的工夫3つ。
- セッション単価アップ
- グループイベント実施
- ジム経営をする
とはいえ、ゼロからの未経験だとハードルが高すぎるでしょう。
そういった方はトレーナースクールで稼いでいる方のノウハウを学ぶのがおすすめです。
最初から自分でやり方を探すより、知識を持った方からノウハウを知り、実行する方が何倍も効率よく稼いでいけるでしょう。
好きなことで自由にお金を稼いでくのは最高です。
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