パーソナルトレーナーになりたいけど、やっぱりやめといた方がいいのかな。仕事は楽しそうだけど、長時間労働低賃金とかだとやっていけないしな。
このような疑問にお答えします。
✅本記事でわかること
✅本記事の信頼性
パーソナルトレーナー歴5年
パーソナルジム 、フィットネスクラブにて活動中
パーソナルトレーナーと聞くと、好きなことで会社に属さず自由に仕事をしているようなイメージがありませんか。
嫌な上司もおらず、満員電車で通勤する必要がないのは最高です。
とはいえ、気になるのは「本当にあなたの仕事にしても大丈夫かどうか」でしょう。
そこでこの記事では、」パーソナルトレーナーになるのはやめといた方がいいのかどうか」解説していきます。
✅売れるパーソナルトレーナーになるなら
パーソナルトレーナー養成スクールでノウハウを学びましょう。
独学で知識を身につけようとすると想像以上に時間もお金もつかいます。
サクッとパーソナルトレーナーになって稼ぐにはスクールに通うのが最適解です。
それでは早速いきましょう。
目次
パーソナルトレーナーはやめとけ!?【結論:楽して働きたい人は諦めましょう】
結論:楽して働けると思う方はやめておきましょう。
パーソナルトレーナーという職業は筋トレ(運動)のやり方を指導(伝える)のがメインですが、もちろん細かい雑務や嫌な仕事などもあるから。
SNSなどの影響で、好きな筋トレを仕事をしてお金を稼いでしかも自由に働けるようなイメージが定着しているかもです。しかし、実際は好きなこと以外もやらなければいけません。
集客やメニュー作成、クライアント管理など、トレーニング指導以外にも雑務はあります。
なので、「好きなことだけ」と考えている方は結局やめてしまうことに繋がるので、はじめからパーソナルトレーナーにならない方がいいでしょう。
逆を言えば、これらをうまくこなせる人は、ガンガン稼いでいくことが可能なので、魅力的な職業になるでしょう。1日に数時間だけ働いて、月に50万円近く稼ぐなんてことも可能です。
もっとうまく立ち回ることができれば、年収1000万円も夢ではありません。
コンテスト入賞してもお客様は自動で集まらない現実
お客様はコンテスト実績や資格に関してはほとんど気にしていないからです。
ポイント
「このパーソナルトレーナーは自分自身を変えてくれるかどうか」が有料セッションを申し込むかどうかに影響します。
「コンテストで実績を取る=稼げるトレーナーになれる」は成立しません。
有料セッションが申し込まれる売れっこパーソナルトレーナーになるには、実はトーク力など筋トレ以外の部分が大事だったりします。
もちろんコンテストで実績を作れることはすごいことですし、否定しているわけではありません。
だけど実績があればお客様が「〇〇さんはコンテスト優勝してる人だから有料セッションを申し込みたい」と考えるだろうと思っていると大失敗します。
積極的に自分から有料セッションを取りにいかないと、報酬0で地獄をみるでしょう。
だからこそ「俺はコンテスト実績があるしパーソナルトレーナーで稼げるだろう」と考えている人はパーソナルトレーナーになるのはやめておいたほうがいいでしょう。
パーソナルトレーナーは将来性も実はある
健康ニーズの高まりがあるため、今後もパーソナルトレーナーの需要は尽きるどころか増えるでしょう。
高齢化社会が加速して、運動を必要とする意識が社会全体で高まるからです。
健康のために運動したい人が多いですが、ジムに行ってもどうしたらいいかわからないのが現実です。
ジムに行っても結局はあなた自身でメニューを考える必要がありますが、筋トレが趣味の人以外は何をどうしたらいいかわかりません。
高齢者でなくても若い20代でも関係なく、筋トレ知識がない人が多いです。
だからパーソナルトレーナーを頼って正しい筋トレをするために運動指導してもらおう人がいてます。
パーソナルトレーナーの将来性については別記事の【オワコン】パーソナルトレーナーの将来性はない?【現役の僕が徹底解説します】でも解説しています。
ただパーソナルトレーナーは将来性も実はあるのですが、実際は泥臭い仕事も多く華やかに見えても仕事がきつく感じることもあります。
現実をしっかり把握しておかないと「せっかく頑張ってパーソナルトレーナーになったのに、思ってたのと違う」というギャップに悩まされることになるので要注意です。
そもそも「フィットネス業界はやめとけばよかった」と後悔しないために
好きな運動で楽して働いてお金がもらえるとは思わない方がいいです。
むしろ給料が少なくて苦労するかもしれません。
フィットネス業界は健康意識の高まりで今後も需要は伸びるでしょう。
しかし利益が高いビジネスではないため、特に若い頃の給料は低い傾向にあります。
それにも関わらず大変でもやらなければいけないことも仕事のためあるのが現実です。
これではしんどさとお金が釣り合わずに後悔することになりかねません。
とはいえお客様から感謝されるやりがいのある仕事ですし、働き方次第では年収1000万も目指せる業界です。
フィットネス業界がどのようなものかを事前に把握しておきましょう。
パーソナルトレーナーになるのをやめておけばよかったと後悔した僕の経験談
大きな理由はこちらの2つです。
- イメージしていたパーソナルトレーニングと違う
- 収入が安定しない
現実と理想とのギャップが大きくて後悔しまくりでした。
だからこそ事前に把握していないと、あなたも失敗することになりますよ。
1つずつ解説します。
①イメージしていたパーソナルトレーニングと違う
ボディメイクのような筋トレ指導を考えていましたが、実際はトレーニング初心者向けの内容が多いのが原因でした。
というのも、パーソナルトレーナーを目指したきっかけが「筋トレで体を変える楽しさ」を知ったのが要因で、YouTubeなどの影響もあり「パーソナルトレーナー=ボディメイク」のイメージをもっていたからです。
要は深くパーソナルトレーニングの内容を理解していませんでした。
具体的にいうと、パーソナルトレーニングはボディメイクで理想の体を作るでしたが、実際は筋トレのやり方を知らない初心者や高齢者がメインに。
ボディメイクのようなトレーニング指導とはむしろ真逆で、超初歩な内容です。
結果として「転職するのをやめておけばよかった」と思ってしまうことに。
だからイメージしていたパーソナルトレーニングと現実とのギャップがあると「やめておけばよかった」と転職後に後悔する可能性は十分にあります。
今となっては自分にあっているとわかっているので後悔はありませんが、最初に「やめておけばよかった」と思ったのは事実です。
少しでもイメージとギャップがあると活動のモチベーションも下がり、最悪の場合また転職となりかねません。
働くジムでパーソナルトレーニングの内容が変わるのが原因
ジムによって利用者の目的や年齢層が変化するからです。
大まかな目的や客層は下記の通り。
- パーソナルジム→ボディメイク目的が主流で、若年層から中年層が大半。
- フィットネスクラブ→健康目的が主流で、中年層から高齢者層が大半。
- 24Hジム→ボディメイク目的が主流で、基本的には自分でトレーニングできる層が大半。
つまり、働くジム選びも後悔しないかどうかのポイントになります。
現在の僕はフィットネスクラブをメインで活動しており、主に筋トレ初心者や高齢者がクライアントの中心です。
しかし、パーソナルトレーナーとして活動開始することやパーソナルトレーニングが一般的に行われているジムかどうかしか考えず活動を開始させました。
その結果として、イメージしていたパーソナルトレーニングとのギャップが生まれて「パーソナルトレーナーになるのはやめておけばよかった」と思ってしまうことに。
落ち着いて考えれば事前に判断できますが、完全に自分の判断のみでパーソナルトレーナーへの転職を進めたため適切な判断ができませんでした。
というのも、相談できる先生や講師がいない独学だったため、キャリサポートが受けられなかったからです。
スクールなどでよくあるキャリアサポートを受けられればミスマッチは起きないでしょう。でも僕は独学だったために危うくパーソナルトレーナーへの転職に失敗するところでした。
だからこそ「パーソナルトレーナーになるのやめとけばよかった」と後悔して失敗しないために、やりたいパーソナルトレーニングと剥離してないか考えておくべきです。
②収入が安定しない
想像以上にお客様が集まらないのが現実です。
「技術があれば大丈夫」ではありません。むしろ集客する必要があります。
パーソナルトレーナーになったころは「有料セッションをガンガン取っていくぞ」と意気込んでいても簡単にお客様が集まらないのが現実です。
大きな原因としてはこちらのとおり。
- お金がかかる
- パーソナルトレーニングの必要性を感じていない
- 施設内でのあなたの知名度がない
上記3つの理由が大きな壁となり有料セッションに繋がりにくいです。
しかしパーソナルトレーニング側からしたら「大事なことを知れてトレーニング効率も上がるから受けるべき」と思っていることも多く、利用者との認識のギャップが存在しています。
パーソナルトレーナーは「知識があったら売れるだろう」と考えるし、利用者はそもそも必要性を感じていないから有料トレーニングが申し込まれません。
例えどれだけすごい技術や資格があっても利用者には関係なく、お客様から勝手に申し込まれるのはレアです。
だから集客で苦労します。自分から積極的に行動しないと有料セッションの数は増えません。
固定客の有料のパーソナルトレーニングは突然なくなる
どれだけ仲が良くて継続していただいてるお客様でも、ある日突然申し込まなくなります。
つまり売り上げが急激に減少してしまうのです。
パーソナルトレーナーとして活動していると固定客が付いてきます。
週1回や月1回など人によって回数はバラバラでも、固定客がいると月の売り上げが安定するため継続していただけるのはありがたいことです。
しかしながらある日突然、申し込まなくなります。
理由としてはこちらのとおり。
- 仕事の都合
- 目標の達成
- 金銭的な理由
このようにさまざまな理由から継続が終了します。あなたが悪いことをしたわけでもありません。
それぐらい突然、終了します。
となると来月からその人分の売り上げはなくなってしまうため、報酬額が減って苦労するのです。
継続が終了することを頭にいれて普段から行動するのが大事とはいえ、終了する人が重なるとメンタルにくるのは事実です。
お金が全てではないだろと考えるかもしれませんが、仕事である以上売り上げを出さないと生活できないのが現実。
だからこそ収入の上下に苦労して「パーソナルトレーナーはやめておけばよかった」と後悔しやすいのです。
実は継続して勉強する必要性もある
パーソナルトレーナーになってからも勉強を続けないといけません。
理由はシンプルで知識・技術を伸ばしていく必要があるから。
体に関する情報はつねに変動していますし、トレーニング指導技術を身につけるのに時間がかかるのが要因です。
だから、パーソナルトレーナーになってから勉強しないでいいと思っている人は「やめておけばよかった」と後悔するでしょう。
主に必要な勉強内容はこちらのとおり。
- 解剖学などの知識
- 資格継続のための勉強
- ストレッチなどの技術
上記のように、資格取得後も勉強が必要です。
特に資格は定期的な更新が必要になるため、勉強をサボると失効します。
僕が保有しているNSCAの場合は3年で更新が必要で、更新するのにセミナーなどに参加しています。
更新するためには規定量のポイントが必要です。
だから3年間で継続的にセミナーなどの参加が求められる結果として、勉強はつねに行っていないといけません。
パーソナルトレーナー資格の更新について詳しくはNSCA資格更新に必要なCEUとは?「わかりやすく解説」で説明しています。
セミナー費用などが意外にかかる
セミナー代や資格更新の手数料などで意外にお金がかかります。
年間で最低でも4万円ほどは払っています。
具体的にはこちらのとおり。
- NSCA年会費→約1万3000円
- 損害賠償保険→約8000円
- セミナー代→約2万円
- 資格更新の手数料→約1万(更新年のみ)
年会費と保険はしかたないですが、セミナー代が意外にかかります。
大きなセミナーに2回参加した場合の金額にしていますが、他のセミナーに参加したら費用は増えます。
他にも本代や資格更新の年は更新手数料も必要で地味にお金がかかります。
このように勉強も継続で必要だし、資格維持のためにお金もかかるので嫌だと感じる人もいるでしょう。
だからパーソナルトレーナーになったあとも費用や手間がかかることを理解していないと、「やめておけばよかった」と後悔することになります。
パーソナルトレーナーへの転職失敗を避けるためのポイント3つ
僕が実際に感じた、事前に把握しておきたかったポイントを3つ紹介します。
- 利用者層はどういった人が大半か?
- 筋トレの目的はやりたい内容と一致しているか?
- パーソナルトレーニングがよく行われているジムか?
1つずつ解説します。
①利用者層はどういった人が大半か?
やりたいパーソナルトレーニングを求めている客層かどうかがポイントです。
例えばあなたがボディメイク主体のパーソナルトレーニングをやりたいと思っている場合、体を引き締めたい人が客層であるべきです。
だからダイエットや引き締まった体を求めている客層が多いジムで働くべきで、健康維持目的の高齢者や筋トレ初心者が多いジムではミスマッチが起こる原因になります。
となると、ターゲットとなる若年層から中年の男女が多いジムを選ぶべきといえます。
②筋トレの目的はやりたい内容と一致しているか?
パーソナルトレーニングといっても実は内容は多岐に渡るからです。
大まかな目的は下記の3つです。
- ボディメイク系(ダイエットや引き締め)
- 健康維持・向上
- スポーツの競技力向上
上記のように目的によって実施するパーソナルトレーニングは変化します。
だからこそ転職前にイメージしていたパーソナルトレーニングと一致していなければ、ギャップが発生して後悔に繋がります。
③パーソナルトレーニングがよく行われているジムか?
パーソナルトレーニングが主流でなければ受ける人が少ないから。
ジムによって利用者の認識が変わるのが理由です。
「パーソナルトレーニングを受けるのが普通」との認識が広まっているジムであれば、パーソナルトレーニングを受ける人は多くなります。
しかし逆に受けている人が少数で利用者の認識が「高いから私には関係ない」みたいな人ばかりだと、パーソナルトレーニングを受ける人はすくなくなります。
当たり前のことですがめちゃくちゃ重要で、そもそもの見込み客が少ない場所で活動してもよいことはありません。
だからパーソナルトレーナーで稼ぐためには、パーソナルトレーニングが浸透しているジムを選ぶべきです。
このように深く考えずに活動するジムを選んでしまうとミスマッチが実は起こりやすく「やめておけばよかった」と後悔することになります。
せっかく苦労して資格取得してパーソナルトレーナー活動始めたのに失敗したら最悪です。
最悪な状況を避けるためにも、事前にやりたいパーソナルトレーニングを実施できるジムかどうかはきちんと把握しておきましょう。
ただ不安ならキャリア相談できるパーソナルトレーナースクールに通ってしまうのが最適解です。
詳しく知りたい人は別記事のは【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナースクール【未経験でも資格取得できる】で解説しています。
とはいえ、好きなパーソナルトレーナーとして活動できたとしても「仕事がきつい」と感じることも実はあります。
「仕事のきつさ」が原因でやめておけばよかったと後悔することもあるので、事前に把握しておくのがおすすめです。
パーソナルトレーナーの仕事がきつい理由3つ
こちらの通り。
- 年収が少ない、安定しない
- 時間が取れない
- お客様対応が大変
このような感じでして、やりがいはあるものの理想と現実のギャップがあるのです。
とはいえ、どれも回避可能なのでそこまで不安になる必要なし。
詳しいパーソナルトレーナーの仕事内容を把握できてない方は別記事の【真実】現役パーソナルトレーナーが本音で語る【給料や仕事内容について】を参考にどうぞ。
詳しくいきましょう。
きつい理由①:年収が少ない、安定しない
クライアントの数で変動するので、どうしても年収が不安定になりやすいのです。
パーソナルトレーナーは歩合制である業務委託契約が一般的。なので、トレーニング指導数が増えれば増えるほど報酬が伸びていきますし、逆にトレーニング指導をしなければ、0円です。
このように大きく稼げる可能性もある反面、収入が0になる可能性もあるのです。となると、どうしても報酬が少なかったり、安定しなかったりするわけです。
ただ実際は、クライアント0というのはスタートした直後ぐらいで、きちんと活動していればクライアント数も増えてくるもの。
イベントレッスンをしたり、SNSを使ったり、ジムで雑談したり方法は実は色々あります。このような行為は基本的にはお金が発生しないので、辛いかもしれません。
でも、続けているとクライアントは増えてくるので、お金が発生してないときでもサボらずにできるかで集客して稼げるかが決まるのです。
僕も実際初めの頃に、雑談からサクッと有料セッションの予約に何度も繋げたことがあるので、小さい積み重ねがとても重要だと感じています。
なので、影で努力をできない人は厳しいでしょう。
集客は常に大変
活動を続けていると、ある程度のクライアントが定着するようになります。
- Aさんは週1回
- Bさんは週2回
- Cさんは2週間に1回
このような感じで、大体の流れを把握できるようになってきます。
だけど、安定していても急に「今月で終了します」ということが起こります。
あなたのパーソナルに不満があってというよりは、むしろ仕事の都合でとかの外的要因が大半です。
つまり、その人分の売り上げが下がる=あなたの報酬が下がる。
だから、このことを常に頭の中に入れて集客を続けておかないといけない。
でないと、来月からクライアントがいないという最悪の状況になってしまいます。
ちなみに僕は、本でトーク術を学んでいたのでそれが活きました。知識や技術を学ぶのも大切ですが、お客様とスムーズにやり取りする術を知っておくのも大切。
詳しい営業トーク術について気になる方は、パーソナルトレーナーの営業トークとは「結論:押し売りは不要」で解説しています。
きつい理由②:時間がとれない
セッション数が増えれば、朝から晩までという労働になり、自分自身の時間が取りにくくなるのです。
なぜなら、基本的にはセッション数=報酬額だから。予約は入れれるだけいれたくなるのです。しかしこれをするとかなりしんどいのですが、お金が減る不安から、セッションを詰め込んでしまいやすい。
お金は稼げるけど、心身ともに疲れ果てるという感じ。仕事しかしてなくてプライベートが充実してないので、やめたくなって当然です。
でもこれはスケジューリングの問題なので、ある程度はコントロールすれば簡単に解決します。全てのセッションの予約を入れたい気持ちはわかりますが、パーソナルトレーナーとはいえ、人間です。
休まないと体を壊すので、1日に5件までや、日曜は絶対休むなどのマイルールを決めて、お客様に合わせて頂くようにすれば問題なし。
マイルールを作っているとパーソナルトレーニングの予約を取れないのでは?
これは実は問題なく、お客様が合わせてくれるものなのです。
別の例で具体的に解説します。
✅例えば、美容室を予約するとしましょう。
日曜日の13時で予約を取ろうとしたけど、予約が埋まっていたから前日の土曜日の13時にした。
このように、「予約できないから、空いている他の日で予約しよう」と自然と思うはずでして、パーソナルトレーニング の予約もこれと全く同じです。
お客様は自然と空いている時間にしようと行動してくれるので、マイルールを作って制限していても実際は問題ないのです。逆に言えば、マイルールを超えるようなセッション数はキャパシティをオーバーしていると言えるでしょう。
辞めることにならないように、ある程度あなた自身やお客様をきちんとコントロールする必要があるのです。
>>【疑問】パーソナルトレーナーの休み事情とは?【詳しく解説】
きつい理由③:お客様対応が大変
LINEなどで気軽に連絡を取れるので、仕事をしてない時間でも対応する必要があるからです。
連絡の内容は食事管理や相談など多種多様で、仕事をしていない時間でも関係なく連絡が来るでしょう。
これではプライベートと仕事がごっちゃになってしまうので、かなり大変。好きな仕事とはいえ、四六時中仕事のことを考えたり、対応しないといけないと休めないですよね。
お客様の理想の体を作るためのパーソナルトレーニングなのに、トレーナー自身が過労で倒れてしまっては、説得力もなく本末転倒でしょう。
連絡に関しては、過度な負担にならないようにルールを決めておくのが良さそうです。
ある程度のところで線を引いておかないと、ずっと仕事をしているという状況になり休めません。
パーソナルトレーナーに向いている人
相手目線で物事を考えられる人は向いています。
というのも、クライアント主体の仕事だから。お客様のために何が1番最適かを考え提案する。そして、結果を最短距離で出すのがなによりも大切なのです。
トレーナー自身のあなたではなく、他人の体を任せてもらうわけなので、テキトーにトレーニングすればいいわけではありませんよね。
お客様によって、運動できるレベルも違うのでその都度、調整して考える必要があります。常に同じメニューだとパーソナルトレーニングの意味がありません。
しかし、相手のことを考えられるトレーナーは、売上を増やしやすいので、どんどん稼ぐことも可能でしょう。なので知識や技術が荒削りでも、パーソナルトレーナーを目指す価値は十分あるでしょう。
なお、このあたりについては、【簡単】パーソナルトレーナーに向いている人の特徴【現役の僕が解説】でより詳しく解説しています。
相手目線で考えられる人は未経験でも大丈夫
基本は相手目線で物事を考えて、効果的なトレーニングメニューの提案なので、未経験で知識が荒削りでも問題ありません。
もちろん資格やトレーニング技術はあった方がいいですが、これからパーソナルトレーナーを目指そうと考えている人でも不安になる必要なし。
というのも、相手目線で物事を考えられないと、トレーニングの知識やスキル以前に、「何が必要か」を把握できませんよね。これでは1人ひとりの状況に合わせる必要のあるパーソナルトレーニングを効果的に実施できません。
たとえ30代以降でも、その年代特有の悩みもあるので武器になったりする。
例えばクライアントが腰痛で悩んでいる場合、年齢が近い30代のトレーナーに」腰痛では〇〇のストレッチが効果的ですよ」と言われると納得しやすい。
でも逆にトレーナーが若いとスッと納得できないこともあるでしょう。
これはそのトレーナーが無能とかっていう話ではなく、年齢が近く状況を似た人からアドバイスされた方が納得しやすいからです。
だから意外に未経験や30代でも問題なかったりします。
詳しくは【断言】パーソナルトレーナーは未経験・30代でも問題なし【行動力がキモ】で解説しています。
パーソナルトレーナースクールなら未経験の素人でも転職できる
パーソナルトレーナーに必要な知識・技術のみを学べるから、知識がなくても社会人で忙しくても問題なし。
本で知識を勉強するのももちろん大切ですが、現役のパーソナルトレーナーから指導中に活用できるリアルな知識や技術を学ぶ方が習得も早いです。なによりあなたが現場に出た時にスムーズなセッションを行うことができます。
本で学んでいても、実際にトレーニング指導しようとしたら、「頭が真っ白になってどうしたらいいかわからない」なんてこともあり得ます。実際に僕もそうなって結構困りました。
なので、相手の目線で物事を考えるクセが重要ですが、不安な方はパーソナルトレーナースクールに通うのがおすすめ。
未経験からでも最短ルートでパーソナルトレーナーになれるので、資格が取れずに時間を無駄にすることもありません。
知識をつけている間はパーソナルトレーナーとして活動できないので、お金を稼ぐのは難しい。つまり、貯金を切り崩して生活が辛くなるなんてことになりますよ。
だからパーソナルトレーナーになる準備期間をできる限り短くできる養成スクールは、未経験から転職したい人に最適なサービスです。
詳しくは【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナースクール【未経験でも資格取得できる】で解説しています。
トレーナースクールの評判を知りたい人はASPトレーナースクールの評判【結論:未経験でパーソナルトレーナーになれる】をどうぞ。
東京のパーソナルトレーナースクールについては【厳選】パーソナルトレーナースクール東京校7つで解説しています。
パーソナルトレーナーに向いていない人もいる
筋トレが好きでも、教えるのが苦手な方はパーソナルトレーナーという仕事は苦痛になりやすいかもしれません。
というのも、お客様にはわかりやすく伝える必要があるから。あなたの頭の中に描いているものを、同じようにお客様に理解してもらうのは意外と難しいものです。
特にパーソナルトレーナーは専門性が高いので、知識やスキルがあると専門用語などを多用して話をしたくなりやすい。
しかしお客様からしたら難しい言葉を交えて話されても、難しいだけできちんと理解はしにくい。要はトレーナー自身のすごいと思われたいエゴですよね。
なので、伝えるときはわかりやすく言い換えたり、簡単にまとめて言ったりすることが必要。こういったことが苦手な方は辛い仕事になりやすいでしょう。
転職もアリ
実際にパーソナルトレーナーになったはいいけど、やっぱりダメだったという方もいるでしょう。そういう方は転職してしまうのもアリ。
パーソナルトレーナーの仕事をした経験として、必ずどこかで役に立つので切り替えてしまえばOK。
仕事も色々ありますし、転職するなんて特別なことではなく、誰もが行う普通のこと。しかも最近は転職エージェントも種類が多いので、好きな仕事を見つけやすいでしょう。
ずっと悩んでいるのは時間がもったいないので、すぐに行動に移してしまうのが最適解。
パーソナルトレーナーになった例ではありますが、自由に働きたい方向けにもどうしたらいいかを、自由に働きたいなら行動しよう【パーソナルトレーナーになった例で解説】でまとめています。
まとめ:パーソナルトレーナーは大変だけど頑張る分だけ結果が出る仕事
トレーニング指導以外にも集客やクライアント管理などの雑務があるので、楽をして稼ぎたいならやめておく方がいいでしょう。
しかし、お客様のことを考えて行動できたり、細かい作業もがんばれるなら、大きく稼ぐことができる仕事でもあります。
なにより会社に縛られずに自由に働くことができるので、人生の満足度・充実度は会社員よりも段違いに上がります。
転職しようか悩んでいる方はチャレンジしてみると新しい世界が開けるかもしれませんよ。
資格勉強したり、スクール通ったりできることは多いので、できることから始めてみましょう。
✅本記事内紹介リスト