筋トレが好きだしフィットネス業界に転職しようかな。でも給料低くてブラックだと嫌だし悩む。
彼氏がフィットネス企業で働いているけど将来性とか不安だけど大丈夫かな。
このような疑問を解決します。
✅本記事でわかること
✅本記事の筆者
- パーソナルトレーナー歴5年
- 未経験からフィットネス業界へ転職した経験あり
趣味の筋トレが楽しいからフィットネス企業に転職して仕事してみたいけど、給料減るブラックな環境で転職失敗するのは怖いですよね。
仕事にやりがいを求めるのか、お金を求めるのか人によって違いますが、深く考えずに転職すると失敗する可能性が高まります。
今後の人生を左右する大事な決断だからこそ、失敗しないようにしたいでしょう。
そこでこの記事ではフィットネス業界はやめておいたほうがいいのかどうか解説していきます。
僕が未経験から転職した話もあるので、ぜひ参考にしてください。
✅筋トレが好きでパーソナルトレーナーへ転職したいなら要チェック
趣味の筋トレを仕事にしたくてパーソナルトレーナーに憧れている人も多いでしょう。
でも実際にパーソナルトレーナーになるのは後悔しそうな気もしますよね。
パーソナルトレーナーへの転職はやめとくべきなのか?
知りたい人は別記事のパーソナルトレーナーはやめとけ!?【僕の経験談:仕事がきついと感じた】を参考にどうぞ。
目次
フィットネス業界はやめとけ!?
結論: お金の不安が嫌ならやめておきましょう。
フィットネス業界は将来的にも需要はあるけど、若いうちはお金で苦労しやすいからです。
ただ人から感謝される仕事なのでやりがいを求めている人には最適です。
詳しく説明します。
将来性あるけどフィットネス業界の手取りは低い
健康意識の高まりが要因で需要は伸びるけど、給料が低いのがネックです。
今後も高齢化社会が加速していくため、健康に対する意識が一層高まるでしょう。
そこで予防策として運動をする人が増えるのは自然な流れで、フィットネス事業が衰退するどころか伸びていくのは明らかです。
しかしフィットネス企業のビジネスモデルが高収益ではないため、給料面は安心できません。
特に入社してすぐの若いスタッフの場合は、顕著で手取りがかなり低いのが当たり前になっています。
フィットネスクラブ正社員の手取り
手取り16万円前後でボーナスがないこともあります。
役職によって変化しますが、大体300〜400万円ほどの年収になるでしょう。
給料が20万円後半になるのは30歳を過ぎてからになる可能性が高いです。
というのも役職の人数にも限りがあるからで、全ての人が自動的に昇格するわけではないからです。
役職がつけば給料も一気に増えるようですが、店長クラスで年収600万円ほどになるでしょう。
他の業界よりは安い可能性も高いですし、何より大手のジムでこれぐらい。
なので他のフィットネス企業だともっと給料は少なると考えられます。
フィットネスクラブで契約社員として働いていたときの給料
給料が低くカツカツで厳しい毎日でした。
参考までに上の画像が僕が働いていた時の給料の画像です。すみません、企業名などは伏せさせていただいてます。
ぶっちゃけかなりきつかったです。一人暮らしで生活費などで無駄遣いを減らしても余裕はありません。
もちろん契約社員のためボーナスはなく時給制で働いていたので、もし休んだら給料が減ってしまいます。
とはいえ僕の場合は、パーソナルトレーナーになりたくてフィットネス業界へ転職したため、給料が少なるなることは覚悟していたし耐えられました。
でも僕みたいに志もなく、考えもなしにフィットネス企業に入ろうと思っているなら後悔するまえにしっかり考えるべきです。
ただ働き方を広い目でみればフィットネス業界でも稼げます。
フィットネス業界でも働き方で給料は変わる
時間単価を上げられるからです。
理由としては業務委託として働けるのが要因です。
フィットネス業界ではインストラクターやトレーナーなどで業務委託として働けます。
時給で働くのではなく、レッスンフィーとして頂くので金額が高い傾向にあります。
一般的な時給だと1000円程度になりますが、業務委託だと1時間1000円以上稼げるものも多いです。
例えばパーソナルトレーニング1本で5000円みたいなイメージです。
契約内容によって変化はしますが、単価が高くなりやすいので短時間でも稼げる傾向にあります。
あとは本数をこなすほど報酬額は上がるため、会社員のように手取りが低くて悩む可能性も減るでしょう。
ただ業務委託なので、集客ができなければ収入がありません。
しかしパーソナルジムのように企業が集客してくれる場所で働けば、自動でお客様が集まるため有力セッションが途切れることはないでしょう。
このように業務委託は本数が稼ぎに直結するとはいえ、お客様が途切れない環境ならば不安要素はグッと減ります。
フィットネス業界ならパーソナルトレーナーがおすすめ
1本単価が高く需要もあるため、フィットネス業界では稼ぎやすい職業だからです。
パーソナルトレーニングは単価が高いため、報酬額も比例して高い傾向にあります。
しかしエアロなどのインストラクターは時給こそ高いものの、パーソナルトレーナーと比較すると時間単価は安く稼ぎにくいのが現状です。
しかも稼ぐためにはレッスンの数をこなす必要があり、体力的にもきついでしょう。
パーソナルトレーナーも体力を使うと思われがちですが、指導中に見本を少し見せる程度で実はあまり体力は必要ありません。
そのため、1日に複数本こなして稼ぐにはパーソナルトレーナーの方が現実的です。
パーソナルトレーナーは短時間でも稼げる仕事
1本単価が高いからです。
時給5000円になることも珍しくありません。
契約にもよりますが、パーソナルトレーナーの報酬額はこちらのとおり。
報酬額=パーソナルトレーニング代×バック率
具体的にいきましょう。
1時間8000円でバック率が70%なら
8000×70%=5600円となり、5600円が1セッション当たりの報酬となります。
このように時給5000円ほどになることもあり、パーソナルトレーナーは短時間でも稼げる職業なのです。
だからエアロなどのレッスンを担当するインストラクターよりも稼ぎやすい傾向にあるため、パーソナルトレーナーがフィットネス業界ではおすすめになります。
なおパーソナルトレーナーの稼ぎについて詳しくは別記事の【不安解消】パーソナルトレーナーは稼げるのか?【結論:貧乏です】
年収1000万も目指せます
グループレッスンや独立してパーソナルジム運営などで収入は増やせます。
パーソナルトレーニングで稼ぐイメージがあるかもですが、実はやり方はさまざまで年収1000万を超えることも可能です。
具体的には
- 30人など集めるグループレッスン
- パーソナルジムを開業
- グッズ販売 など
パーソナルトレーニングだけでなく、事業を幅広く行うことで年収をガツンと増やせるのも実はパーソナルトレーナーの魅力なのです。
つまり「フィットネス業界は稼げないからやめとけ」と批判する人は稼げない一面のみしか見れていないってことになります。
詳しくは【お金】パーソナルトレーナーで年収1000万円目指せるの?【仕組みを解説】を参考にどうぞ。
パーソナルトレーナーは将来性もある
筋トレ初心者や高齢者に向けての正しい筋トレ指導の需要があるからです。
むしろパーソナルトレーニングはムキムキになる筋トレ指導よりも初心者向けの方が多くなります。
最近ではSNSの影響もあり、ムキムキを競うコンテストに出る人が受けるイメージがあるかもしれません。
でも実際はそうではなくて、筋トレを始めたばかりの人や高齢者の方がパーソナルトレーニングを受けている人が多いです。
パーソナルトレーニングを受ける人のイメージはこちらのとおり。
- ジムに行ってもやり方わからない
- 3キロだけ痩せたい
- 運動不足を解消したい
初心者層が多く、時代が変わっても需要がなくなることはありません。
むしろこれからは「運動を始める人」がもっと増えていくことが考えられるため、需要がなくなるどころか増えていくでしょう。
パーソナルトレーナーは供給が足らなくなる可能性すらあるといえます。
>>【オワコン】パーソナルトレーナーの将来性はない?【現役の僕が徹底解説します】
パーソナルトレーナーの資格は独学でも取れる
未経験からでも稼げるパーソナルトレーナーになる方法
パーソナルトレーナースクールに通うのが最適解です。
指導方法はもちろんセールストークなど、パーソナルトレーナーとして必要なスキルを要点をまとめて学べるからです。
パーソナルトレーナーには筋トレの知識があれば十分と思うかもですが実は不十分で、セールストークやマーケティング能力も必要になります。
というのもパーソナルトレーナーはお客様がいないと仕事になず、有料セッションを受けてくれる人を集める必要があるからです。
筋トレ界で超有名で広告を出さないでも人が集まるような有名人なら話は別ですが、大半の人はそうではありません。
つまりすごい技術があったとしても、お客様が集まらないと意味がありません。
そこでパーソナルトレーナーに必要なスキルを学べるのがトレーナースクールです。
筋肉や運動指導の知識を学べるのは当然として、セールストークなどクライアントへの接し方などのノウハウを学べます。
独学でクロージングを学ぶのもいいですが、パーソナルジムを運営しているスクールで学ぶ方が有料セッションに繋がりやすいです。
だから未経験ならトレーナースクールに通うのをおすすめします。
おすすめのパーソナルトレーナースクールについては別記事の【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナー養成スクール【未経験でも資格取得できる】でまとめています。
スクールに通わなかったせいで起きた僕の失敗談も載せているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ:フィットネス業界はやめとけ?むしろパーソナルトレーナーが熱い
フィットネス業界はお金の不安が残りやすいので、嫌な人はやめておきましょう。
ただフィットネス業界でも働き方次第で大きく稼げます。
稼ぎやすいのが業務委託の働き方になりますが、おすすめはパーソナルトレーナーです。
時間単価が高く時給が5000円なるなど、他のインストラクター業などの業務委託よりも稼ぎやすいからです。
ただ未経験からだとパーソナルトレーナーになれる自信がない人も多いでしょう。
そこは不安になる必要はなく、勉強すれば未経験からでも問題なくパーソナルトレーナーになれます。
それでも不安な人はスクールに通うのが最適解です。
フィットネス業界は稼げないからやめとけと周りから言われるかもですが、やり方次第で稼げますしやりがいがある魅力的な仕事です。
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