パーソナルトレーナーになりたいけど、女性が相手の場合はボディタッチどうしたらいいんだろう。触ってセクハラになるのも嫌だけど、しっかり運動指導したいしなあ。
パーソナルトレーニングを受けたいけど、ボディタッチってやっぱりあるのかな。男性に身体触られるの抵抗あるし嫌だな。
このような疑問を解決します。
✅本記事の内容
✅本記事の筆者
パーソナルトレーナー歴5年
フィットネスクラブなどにて活動中
パーソナルトレーニングは1人でやるより運動効果を得やすいので人気のサービスです。
とはいえお客様は運動初心者の方が多いので、正しく体を動かして筋肉に刺激を入れることが難しいです。
だから効率よく体を鍛えるためにボディタッチが必要になってしまいます。
だからこそ男性であるパーソナルトレーナー側、受ける側である女性ともに不安点が出てきます。
男性「相手が女性だけど、ボディタッチしてもセクハラにならないかな」
女性「男性に身体触られるの嫌だな」
これではお互い快適にトレーニングに集中できず、せっかくのトレーニングが台無しになります。
そこでこの記事では、パーソナルトレーナーのボディタッチのやり方について解説します。
パーソナルトレーナーを目指していて、ボディタッチのやり方を知っておきたい方。または、女性でパーソナルトレーニング受けたいけど、体を触られるのが不安な方は参考になるはず。
ぜひ最後までご覧ください。
✅ボディタッチが気になるなら
女性でも安心のパーソナルジムに通うのが最適解です。
完全個室など女性に配慮されているジムだから細かい部分まで配慮されており不安なくトレーニングできます。
おすすめのパーソナルジムは別記事の【無料あり】おすすめのパーソナルジム3店【現役パーソナルトレーナーの僕が厳選】を参考にどうぞ。
パーソナルトレーナー のボディタッチのやり方
基本は「触らない」です。もちろん、場合によっては必要なので、触りますが大事なのは触り方。
というのも、女性に対して特にセクハラや不快感に繋がりやすいから。
不快感がある状態では、トレーニングに集中なんてもちろんできません。
とはいえ、触らなかったら姿勢やフォームの矯正ができないので、パーソナルトレーニングの意味がなくなります。フォームや姿勢を矯正できなければ、あなた1人でトレーニングしているのと大差ありません。
なので、重要なのは「触らない」ではなく、「触り方」です。
ボディタッチで女性が安心できる3つの方法
主にこのような方法でして、パーソナルトレーナー志望の方は下記の方法を心がけるのがおすすめです。逆に女性はこのようなタッチの方法だと不快感も少ないはずなので、担当トレーナーの触り方が安心できるかの判断に活用してください。
- 指先のみやグーでタッチ。
- 手のひらで掴むではなく、指でつかむ。
- お客様自身に触ってもらう
上記のやり方だと、トレーナーの手が触れる時間や面積を少なくできます。
これなら不快感があまりなく、トレーニングに集中してもらえるのです。
とはいえ触らなすぎると姿勢の矯正などができないので、パーソナルトレーニングという特性上、1度も触らないのは難しいでしょう。快適に運動をしてもらうためには、「ボディタッチのバランス」が大切です。
なのでパーソナルトレーナー志望の方は、できるだけ触らないように配慮しながら、必要な場面では不快感を与えないようなボディタッチのやり方が求められます。
僕が実際にやっているお尻や胸付近のボディタッチの例
「自身の手を使って触ってもらう」です。
例えばスクワットでお尻の筋肉を意識してもらいたい場合。
✅僕が実際に動いてお尻に力を入れる動作をします。
- 動作中に自分の手を自分のお尻に当てながら筋肉に力が入っている状態を実演し見てもらう。
- 動きのイメージできたところで、女性自身の手を使って女性自身のお尻の部分を触って力が入ってるかどうかの確認をしてもらう。
- 動作中に力が入ってるのを感じとってもらい確認する。
このように抵抗感が感じやすい部位の場合は僕自身が実際に動いて実演してから、女性自身の手を使って確認してもらってます。
5年ほどこのやり方で若い人から高齢の女性までトレーニング指導していますが、1度もクレームを頂いたことはありません。
必要な場面では僕自身が実際に触ることもありますが、その場合でもトラブルはなし。
言いづらくてクレームになってない可能性もありますが、何年もリピートして継続頂いている人が多いので可能性としては低いでしょう。
以上のことから不快にならないように触り方を意識して実施すれば、女性側も不安にならないと判断できます。
とはいえ、なぜボディタッチをするのかイマイチ腑に落ちてない方もいると思うので、より詳しく解説します。
パーソナルトレーナーが胸やお尻でもボディタッチをする理由
トレーニング効果を少しでも上げるためです。
というのも、パーソナルトレーニングを受けてもらうからには少しでも結果を出したいから。
パーソナルトレーニングを受ける方はお金を払って来ているので、結果を出すのは必須。結果を求めずにただトレーニングしてもらうだけなら、パーソナルトレーニングは必要ありません。
そのためには姿勢やフォームを矯正する必要があります。特に運動初心者の場合は、トレーナーの見本と同じようにやっているつもりでも、動作が乱れてしまうことが多く、結果として運動効果も下がるのです。
運動指導で筋トレ効果が上がる
トレーニングフォームや姿勢は、ほんの僅かな違いでも筋肉に刺激が入らなくなってしまうので、正しいフォームで行うのが筋トレでは重要です。
例えば、「肘が倒れている倒れていない」 「脇が広がっているいない」など、このような小さな差で筋肉に対する刺激はかなり変わります。
しかし、自分自身では客観的に身体の状態を確認できないので、ズレていてもわからないのが普通。
筋肉に刺激がなければ当然トレーニングしても効果が薄いので、体型変化も現れにくいのです。
これではせっかくお金を払っているのに、効果がなければ時間もお金も無駄になってしまう。
だからこそ正しい姿勢で正確な動作をしてもらうために、ボディタッチで姿勢やフォームの矯正が必要不可欠です。
筋トレ効果を上げるために、女性側がボディタッチをお願いしてもOK
中にはトレーニングを真剣に取り組むために、ボディタッチをしてほしい方もいてるでしょう。そういう場合は狙っている筋肉をタッチしてもらうのもアリです。
例えば
- 「お尻の筋肉を意識したいから動いているときにタッチしてて」
- 「スクワットの動きがわからないからしっかり腰をもって誘導して」 など
あくまでも例ですが、女性側からこのようにお願いされるとパーソナルトレーナー側も安心して指導できます。
かといってやらしく触るのはありえないですが、少なくともお互いに不安なくトレーニングに集中できるようになるのは事実です。
またパーソナルトレーナーがボディタッチする理由は
ボディタッチされていると、筋肉に力を入れるイメージが意識しやすいからです。
これだけで筋トレ効果はかなり変わります。
もちろんタッチのやり方などは、その場で伝えたらOKですし、パーソナルトレーナーが一緒に指導してくれるので、活用しないのはもったいない。
むしろトレーナー側からすると、お客様から「ボディタッチのやり方」について伝えてもらえるとありがたい。
お互いに変に気を使って消耗する必要がなく、トレーニングのみに集中することが可能だから。
理想の体型を手に入れるために頑張っているので、活用できることは活用するのが最適解です。
セクハラまがいのボディタッチをするパーソナルトレーナー
下記のやり方は要注意でして、不快な場合は担当やジムを変えるべきでしょう。
- 手で掴む
- 際どい場所を触る(脚の付け根など)
- 胸ギリギリ
このような感じでして、どさくさに紛れて触ろうというイメージです。
もちろん、場合によっては触る必要があるので、その場合はどう触られるかもポイント。
軌道修正には直接ボディタッチが必要
例えばスクワットの動作の場合。
脚の付け根を触りながら、正しくお尻を下ろす軌道に誘導します。
簡単にいうと、しゃがんで上がる動作になりますが、このときにお尻をどう動かすかでスクワットの効果は激変します。
要は正しく下ろせてないと、違う部分の筋肉を使っていまい効果が薄れてしまうのです。特に運動初心者の場合は、正しい軌道でしゃがむのが難しいので、その軌道を正すために、脚の付け根付近を持つこともあります。
大多数のパーソナルトレーナーは仕事なので、いやらしいことを考えていません。
しかし中にはそういった方がいるかもしれないので、上記のポイントを触られるときどう触られるかは参考になるでしょう。
細かいことですが、パーソナルトレーナー側と女性側ともにどうしても気になってしまうポイントのはず。
なので、どちらも不快にならずに済む方法も載せてきます。パーソナルトレーナーを目指したい方はこちら。(記事下部へ移動します。)
女性向けのパーソナルトレーニングジム
女性専用のジムだと、女性でも快適にトレーニングしやすい環境が整っているので、運動初心者の女性でも無理なくトレーニングを始められます。
特に全国に展開している太ももダイエット専門プライベートジム【ビーコンセプト】 なら美脚や美尻、くびれなどの女性が悩みやすいポイント専門なので、長年悩んでいた方でも結果が出やすいでしょう。
悩みポイントを解決すると
「美脚になって履けなくなっていたスキニーパンツが履けたり」、「美尻になって自信をもって水着を着て、お子さんとプールにいったり」と気になっていたところがなくなり、日常をより楽しめるあなたに出会えるでしょう。
体型が変わると、自然と自信も満ちてきて、鏡の前でも笑顔になれますよ。
他のパーソナルジムについては【無料あり】おすすめのパーソナルジム3店【現役パーソナルトレーナーの僕が厳選】で解説していますので、詳しく知りたい方はどうぞ。
大阪にはトレーナーが女性で安心のジムがある
とはいえ、「担当のパーソナルトレーナーが男性なのがどうしても気になってしまう」という方もいるでしょう。
そんな方は担当トレーナーも女性のみの 女性専用パーソナルジム【fis.lady’s】がおすすめ。
周りには女性しかいないので、打ち明けにくいような疑問も聴きやすい。
担当も男性トレーナーではないので、運動中のしんどい姿を見られてもはずかしくありません。
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画面の前で悩むよりも、トレーニングを受けてみる方が確実に決めやすい。嫌なら入会しなくてOKなので、お金が必要になることもありません。
パーソナルトレーナー志望ならスクールでボディタッチの方法を学ぼう
細かい触り方などを指導してもらえます。
あなた1人で気を使うのももちろん大切ですが、やはり客観的に意見をもらえる方が成長に繋がります。
あなたが不快感を与えるつもりはなくても、相手は嫌な感じがあるかもしれません。そういった細かい方法を学べるので、パーソナルトレーナースクールは有用。
未経験からでも最短2ヶ月でパーソナルトレーナーとしての基礎を身につけられるので、すぐに転職可能なのも嬉しいポイントです。
時間を節約できるので、有限な時間を有効活用できます。
パーソナルトレーナーとして仕事をしたいはずなのに、転職できずにくすぶっている時間は無駄ですよ。
パーソナルトレーナースクールについては方は【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナースクール【未経験でも資格取得できる】で詳しく説明しています。
スクールの個別評判については別記事のASPトレーナースクールの評判【結論:未経験でパーソナルトレーナーになれる】をどうぞ。
東京のスクールについては【厳選】パーソナルトレーナースクール東京校7つをどうぞ。
まとめ:男性も女性も安心のパーソナルトレーニングに
パーソナルトレーナーのボディタッチは基本的には触りません。
しかし、それでは1人でトレーニングしているのと変わらないので、正しくは「不快感を与えない触り方をする」です。
細かいことかもしれませんが、こういった小さいことの積み重ねで、パーソナルトレーナー側もトレーニング受ける女性側も集中できる環境が作られます。
パーソナルトレーナーは不快感を与えないように、触り方を学ぶべきですし、受ける女性側は不安であれば女性専用ジムや女性のみなどに変えるのも1つの手段でしょう。
結果を出すためだからこそ、できる限り集中しやすい環境にするのがベストです。
✅本記事内紹介リスト