パーソナルトレーナーになりたいけど、資格って独学でも大丈夫なのかな? やっぱりかなり難しいのかな? 独学だとお金もかからなさそうだけど、取れるか不安。スクールだとお金かかる分取れそうだけど、どっちが良いのか知りたいな。
このような疑問にお答えします。
✅本記事の内容
パーソナルトレーナーの資格は独学でも取得できるお話
✅本記事の信頼性
パーソナルトレーナー歴5年
未経験から独学でNSCA CSCSを取得した経験あり
パーソナルトレーナーになる為に資格取得を考えると、気になるのが独学でも大丈夫かどうかでしょう。
独学だと、費用を抑えつつ最短期間でパーソナルトレーナーになれるからです。とはいえ実際は他にも気になることが多いのも事実。
未経験で知識なしでもすぐ資格取れるかな?
取れるとしても、時間はどれぐらい必要なのかな?
どう勉強したらいいんだろう?
上記のような感じです。
そこでこの記事では、未経験から独学でもパーソナルトレーナーの資格を取れるのか解説していきます。
✅この記事を読むことでわかること
未経験からでも独学で資格を取れるのかわかる
資格取得方法がわかることで、最短距離でパーソナルトレーナーになることができる。
僕は未経験からNSCA CSCSというパーソナルトレーナーの資格を取得していますが、もっと効率よく行動できたと感じています。あなたの時間を無駄にしない為にも、最後まで読むことで参考になるはずですよ。
是非自分のあった方法を選んで下さい。
✅0円でパーソナルトレーナーを目指す裏技
パーソナルトレーナースクールに通えばど未経験からパーソナルトレーナーに最短2ヶ月でなれます。
知識だけでなく現場で使える技術も身につくため、予約が取れない状況も夢ではありません。
正しい知識技術を身につけて稼げるトレーナーになるならスクールに通いましょう。
目次
パーソナルトレーナーの資格は独学でも取得できる
結論:独学でも取得可能です。
専門学校などで学んだ人と比べると難易度は上がるとはいえ、未経験でもテキストや問題集をきちんと勉強すれば合格できます。なにより僕も未経験で勉強しましたが、NSCA CSCSを取得できているので、知識なしの人でも問題なし。
しかも費用についてもテキスト代ぐらいしかお金がかからないのはかなり魅力的。
ただし、資格によっては条件で専門学校などで学んだ経験が必要だったりするものがあるので注意が必要です。
なおパーソナルトレーナーの勉強するためにおすすめの本を別記事の【安心】パーソナルトレーナーの勉強に役立つ本6選【知識0からでもOK】で解説しています。
独学で資格取得した勉強方法(僕が実践したやり方)
参考書を読みながら、問題集を解く方法を実践しました。
理由としては、未経験で基礎を身につける必要があったから。参考書は分厚く気が滅入りますが、分厚いのは必要な知識を網羅しているからでして、ある程度把握してないとダメだと思いました。
とはいえ独学で勉強するには、本全部の内容は範囲が広すぎて時間がかかるので、ポイントを絞り理解するのが大切。
独学で資格勉強する際、2点を意識
- 読んだ内容を理解するために、次の日にも前日に読んだ章の内容を、ざっくりでも思い出す。
- 表や絵もきちんと把握しておく。
このように勉強することで、きちんと内容を把握しながら勉強でき、ただ読んで終わりにはなりません。
試験でも感じたのですが、細部が問われることが多いので準備しておくのが試験合格のカギです。
なお、より具体的な勉強方法を【保存版】NSCA資格をとった独学での勉強法解説【未経験からCSCSを取得した経験あり】で試験を通して感じたことを含めてまとめています。独学で勉強しようと考えている方はぜひこちらの記事もどうぞ。
未経験の僕でもNSCA CSCSを取得できた話
僕は体育系の学校を卒業していないですが、NSCA CSCSに受かっています。
公式サイトから販売している参考書や問題集を勉強して試験に合格できました。なので、未経験からでも資格を取得することは十分可能です。
けれども実際は、かなり大変でしたし1回試験に落ちてしまっています。
モチベーションを維持するのも難しかったですし、独学だと勉強効率も悪くなるからです。
なお、他にも資格はいくつかある中でNSCAを取得したのは理由があります。なぜおすすめなのか【実体験】パーソナルトレーナーの資格でおすすめは「NSCA」です【費用を抑えて取得する方法】で解説しています。
独学での資格取得が難しい理由
独学で資格を取るのが難しい理由は、モチベーションを保つのが難しいから。
知識もない状態で参考書を見ると、書いてることが暗号にしか見えません。意味がわからなすぎて、読むのも一苦労。特にNSCAの参考書はかなり分厚く、広辞苑のような本で厚さ5cmぐらいあるからなおさらです。
とはいえ、読めば少しずつ基礎を理解できましたが、1つの章も長いのでかなり大変でした。しかも、独学だと知り合いに質問もできないので、分からないとこは自分で答えを見つけないとダメなのがキツさを加速させます。
知識なしの状態で、分厚い参考書を目の前にすると、心が折れそうになるのは当然でしょう。なので、気持ちに負けないように、勉強し続け基礎を身に付ける必要があるので独学は大変。
独学で資格勉強して苦労した僕の失敗談
資格取得の知識に偏り実際の現場では使いにくかったです。
資格取得するために、独学で仕事終わりなどの隙間時間を活用して勉強していました。
けれども参考書は分厚く、知識もなかったため内容を理解するのに時間がかかりスムーズにすすまない。
わからない問題がある度に、答えを探すのに時間がかかり、勉強がストップしてしまうから。
やっとのことで準備し終わって試験を受けても、セクション2つのうち片方を落とすという結果に。
しかも再受験には90日期間を開ける必要ありなので、モチベーションを保つのが大変。
最終的には次のテストで合格したものの、点数ギリギリで余裕なしでした。
なんとか合格できたものの、苦労したのが伝わるかと思います。
しかも再受験することで、時間もお金も余分にかかりますから、諦めちゃう人もいるでしょう。この答えを探す手間が積み重なるとかなりしんどいので、再受験までもう1度繰り返すのかという、絶望感があるからです。
でもスクールなら疑問点は質問すれば秒で解決。講師の説明付きなので納得もしやすい。
このように基礎知識はなんとか身につけましたが、現場に出てからも大変でした。
セッション中に頭が真っ白になり最悪なパーソナルトレーニングに
パーソナルトレーナーとしてデビューしたての頃に、どうしたらいいかわからず最悪なパーソナルトレーニング指導になりました。
体験のクライアントでしたが僕が要望を聞き出せずにグダッて終了という内容に。
経験不足とはいえパーソナルトレーナーは個人によって指導内容を変えて合わせる必要があるため「何をしたらいいかわからずに頭が真っ白になる」のは最悪です。
独学で資格の基礎知識は身につけましたが、実際の現場では教科書通りにいくことが少ないため柔軟な対応が求められます。
もし仮に講師から「〇〇のケースはどうする」というシチュエーションをいくつか学べていたら「頭が真っ白になる」状況は避けられたでしょう。
僕の経験談のように独学で資格を取得できるのはいいですが、身につく知識は資格取得に偏り現場では使いにくい可能性が高まります。だからこそ現役のパーソナルトレーナーから学べる環境はやはり最強です。
基礎から勉強するにはトレーナースクールが最適
分からなくても、勉強がしやすいのがトレーナースクールも良い選択肢の理由です。
授業料はかかってしまいますが、その分きちんと隅から隅まで教えてもらえますし、どこを勉強したら良いかもわかります。
だけど独学だと、大切なところをピンポイントで勉強するのも至難のワザです。独学で不足しがちな指導に関する知識も増やすことができるのはありがたい。
なので、勉強のサポートがあるトレーナースクールは良い選択肢なのです。
詳しくは【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナースクール【未経験でも資格取得できる】で解説しています。
なおスクールの個別評判についてはASPトレーナースクールの評判【結論:未経験でパーソナルトレーナーになれる】で解説しています。
独学でパーソナルトレーナー資格を取得するメリット
独学にももちろん、メリットデメリットがあるので、きちんと把握して決めるといいでしょう。
まずはメリットから詳しくいきましょう。
独学でパーソナルトレーナー資格を取得するメリット①:費用が安い
独学だと支払いが最低限のものだけでいいので、かなり安く抑えることが可能。
僕も実際に資格取得のために払ったのは10万円程度。10万円ほどでパーソナルトレーナーとして活動できると考えれば、かなり費用としては安いでしょう。
必要なものは大体このとおり。
- 参考書
- 問題集
- 団体登録料
- 受験費用
なので、独学で資格取得するまでやり抜ける覚悟がある人は独学で、少しでもラクしたいならスクールを選ぶと費用を抑えられるのでいいでしょう。
独学とスクールの費用比較
メリット | デメリット | |
独学 | 費用が安く済む(約10万円~) | 取得できるか不明 |
スクール | 費用がかかる (約60万円~) | 取得できる可能性は高い |
上記の通りでして
独学はスクールに比べると、確実にパーソナルトレーナー資格を取得できるかは不明でも費用は安い。
自身の勉強方法次第なので、確実性は下がってしまいます。
対してスクールは費用は独学に比べてかかるものの、資格を取得できる可能性はかなり高い。
勉強もピンポイントで教えてもらえるので効率がいいです。
なので、決める際は費用を重視するのか、勉強効率を重視するのかをポイントに選ぶと良いでしょう。
なお、実際にどれぐらい費用がかかったかは【実例あり】パーソナルトレーナー資格にかかる費用は?【僕の支払い明細も公開】で解説しています。
独学でパーソナルトレーナー資格を取得するメリット➁:好きなタイミングで学習できる
専門学校やスクールに通う必要がないので、時間を気にする必要がありません。
スクールや専門学校に通うと、カリキュラムの時間が決まっていたりするので、完全に自由に勉強とはいえない。
決まった時間にスケジュールを調整して、受講する必要があります。
しかし独学ならそんな調整は不要で、あなたの好きなタイミングで好きな時間学習することが可能。
特に仕事をしていて、時間の調整が難しい人にとっては、時間が自由なのは最大のメリットといえるかもしれません。
独学でパーソナルトレーナー資格を取得するデメリット
独学によるメリットも大きいですが、デメリットも実は大きい。
一長一短なのできちんと把握しておくのがベターです。
独学でパーソナルトレーナー資格を取得するデメリット①:実務経験が得られない
資格試験はパソコンで行うので、実際の現場の経験がないので実技知識が不十分になります。
僕が取得したNSCAはパソコンでの試験なので、テストセンターに行けば受験できる。でも、パーソナルトレーナーに肝心な実務のテストがなし。なので実技面はかなり不安でした。
ジムで働いていたり、トレーニングしていたりすれば話は別かもですが、それでも現場で使うような濃い指導経験というのはありませんよね。他の業界含め、よく言われる「教科書の知識だけでは不十分」とはまさにこのことです。
パーソナルトレーナーは特にマンツーマンでの指導が基本なので、実務経験から得られる知識というのはかなり重要。実際に僕も座学での知識は勉強である程度自信が持てましたが、実技は自信がなし。だから、結局パーソナルトレーナースクールに通うことになりました。
独学で資格を取れるとはいえ、実務経験による知識不足はかなり不安になりますよ。
独学でパーソナルトレーナー資格を取得するデメリット➁:就職サポートなし
資格取得後のことも全て1人で探さないといけません。
僕は先に実務経験を積む為に、ジムでアルバイトをスタートさせていたので、サポートがなくても大丈夫でしたが、そのようなシチュエーションでない方は特に厳しいでしょう。
例えば、仕事しながら資格勉強している方。
資格取れたはいいけど、サポートがないと仕事を辞めるのも躊躇してしまいますよね。転職活動で、ジムの求人を探して応募を並行して行う必要があるので、かなり大変です。
これでは何のために資格を取得したのかわからなくなってしまう。少しでもスムーズに仕事を変えられるのは心身共に重要でしょう。
トレーナー養成スクールは実は安い
差額以上に通う価値があるからです。しかもスクール費用も回収もしやすいです。
独学なら10万円程度で資格を取得することが可能ですが、スクールに通うと50万円程度必要になります。その差額40万円ほど。
高い金額のため、できれば浮かせたいお金だと考える人が多いはず。でもそれは間違っているかもしれません。
というのも、独学は費用が安く抑えられますが、資格取得に偏った勉強になりやすいからです。
だけどスクールは資格取得以外にも、現場での指導技術や講師のノウハウを学べます。つまりあなたが実際に現場に出た際のことをイメージして学べるということ。
だけど独学では資格の勉強になるため、どうしても現場に出てから必要になる知識が不足しがち。
実際に僕も独学で勉強しましたが、現場に出るとどうしていいかわからず頭が真っ白になった経験があります。これではパーソナルトレーナーとしては致命的で仕事になりません。
しかもパーソナルトレーナーの報酬は高い傾向にあるため、費用はすぐに回収しやすいです。
指導1回あたりの報酬も5000円を超えることも珍しくなく、80本の指導すれば回収できる計算です。
1ヶ月で20日稼働と考えても1日4本指導すればいいだけ。厳密には生活費もあるため全額は難しいですが、それでも3ヶ月程度で実質は回収可能でしょう。
だからスクールは40万円以上の差があっても通うべきといえます。
>>【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナースクール【未経験でも資格取得できる】
東京のトレーナースクールについては別記事の【厳選】パーソナルトレーナースクール東京校7つをどうぞ。
パーソナルトレーナーの資格は独学でも取得できる:まとめ
パーソナルトレーナーの資格は独学で取れます。でも実際はかなり大変です。
きちんと自分の気持ちを保って、最後まで勉強できる人は独学だとお金が抑えれるので十分ありでしょう。
とはいえ、未経験だと知識だけでなく技術も身に付ける必要があるので、独学で座学だけでは知識的には不十分。なので、結局はスクールに通うのが良いかもしれません。
資格試験に落ちてしまうと、3ヶ月開けないとダメで、試験料もまたかかるから。金銭面も精神面もだいぶキツくなりやすいです。
もちろん、独学で資格取得するメリットもあるので、あなたに1番あった方法を選ぶようにしましょう。
✅本記事内紹介リスト