パーソナルトレーナーになりたいけど、知識や実技以外にも何か身につけておいたほうがいいのかな? お客さんと話せるか不安だけど、身につけておくべきスキルを知りたいな。
知識や実技以外のスキルも必要です。他のスキルが足りないとパーソナルトレーナーになってから苦労しますから。
✅本記事の内容
パーソナルトレーナーに必要なスキルの話
✅本記事の信頼性
僕は複数の施設でパーソナルトレーナーとして活動しています。
運動初心者や高齢者など、さまざまな方を対象にセッションを行なっています。
パーソナルトレーナーになると、マンツーマンでの仕事になるので、深い知識やトレーニングなどの実技の技術が必要だと思われがちです。
でも実は、それ以外にも必要なスキルがあるのです。
このスキルがないと予約が続かなくなる可能性すらあります。
そこでこの記事では、パーソナルトレーナーに必要なスキルを解説します。
✅本記事を読んでわかること
この記事を読むことで、必要なスキルがわかり予約が途切れない、売れっ子トレーナーになれます。
うまくお客さんとの仲をふかめて、どんどんセッションを増やしていきましょう。
目次
パーソナルトレーナーが身につけるべきスキル
結論:集客力とおもてなし力を身につけるべき。
スキルは3つ必要
求められるスキルはこのとおり。
- 集客力(マーケティング)
- おもてなし力(相手のニーズの把握)
- 技術力(知識、実技)
これらのスキルがないと、人に認知してもえらえず、予約につながることはなありません。
予約に繋がらないと、どんなにすごい知識や技術を持っていても、使う場面がなく役に立ちません。
特に集客力とおもてなし力は重要すぎるにも関わらず、軽視しがちな人が多いです。
そのため、クライアントの予約が取れずに困ることになっているのです。
言い換えれば、集客力とおもてなし力があれば、予約が途切れないということです。
集客力とは?
新規クライアント、既存のクライアントを集め、継続させることです。
マーケティングともよく言われます。
SNSやホームページ、紹介など方法はさまざまです。
パーソナルトレーナーは歩合でセッションをすればその分、給料に反映されることが大半。
なので、1人でも多くのお客様を集める必要があるのです。
もちろん、これは全ての職種に言えることですが、お客様がいないことにはビジネスは成り立ちません。
なので、いかにクライアントを獲得して、流出しないかが重要になってきます。
新規がいても、既存の方が抜けていたら、穴の空いたバケツのように、水はたまりませんから。
となると、人気を集める以外にも大切なのは、流出させないことです。
流出させないためには、クライアントに満足していただき、この人でないとダメとおもってもらうことが重要。
そのためにクライアントを接待するおもてなし力が必要なのです。
おもてなし力とは?
相手のニーズを把握して、対応してあげること。
簡単にいうと、接待のイメージ。
接待だとイメージしやすいはず。
お客様に対して気を遣い、少しでも居心地よく過ごしてもらうようにさまざまなことをしますから。
食事だと、サラダを取り分けたり、注文をとってあげたりみたいな感じ。
パーソナルトレーナーも同じです。
食事ではありませんが、セッションを少しでも負担なく楽しんでいただくように、相手が求めていることを把握するように気をつかうです。
なぜなら、パーソナルトレーニングはクライアントとのマンツーマンでのトレーニングですが、実は会話や居心地などを求めてる人が多いから。
具体的に言うと、クライアントのクセや考えを言い当てたりすることもアリ。
言い当てられたクライアントは、「自分のことを理解してくれている」と思ってもらえ、信頼度が爆上がりします。
そして、きちんとした技術や知識を披露することで、相手の心を鷲掴みできるのです。
技術力とは?
正しいトレーニング知識や、見本などです。
これはトレーナーであれば、みんな勉強していますし、トレーニングもしていることが多いので、基本的な知識は身についている人が基本です。
ただ、この知識や技術を極めれば、クライアントは後から付いてくると思っている人もいますが、それは幻想なので要注意。
職人のように極めれば、口コミで広がりそうですが、ほぼ広がらないと思っておいた方がいいです。
むしろ、仲良く雑談をクライアントをしているほうが、広めてくれることの方が多い。
なので、知識を深めるのは大切ですが、雑談などでおもてなしするのが大切なのです。
パーソナルトレーナーは昼間のホスト
いかにつらいセッションを楽しませるかです。
楽しい時間を作れるからこそ、運動初心者のクライアントでも続けられます。
これはホストでも同じですよね。
高いお金を払うことはわかりきっているけど、それでも会いにいきたい。
理由は簡単で楽しいからです。
パーソナル トレーニングでも同じです。
「つらくてきついトレーニングだけど、あのトレーナーと一緒ならがんばれる」ですよね。
この気持ちをつくり出すためには、気を使って過ごしやすい環境整備をする必要があります。
とはいえ、急に言われても難しいと思います。
なので、まずは本を読んでおもてなしについて理解を深めるのが大切です。
おもてなしを学ぶならこれ
カラテカの入江さんの本です。
なかでも関心したのは、先輩と食事に言った際にはお店のカードをもらって、食べたものなどをメモしておくというもの。
このメモのおかげで、後日話になったときに美味しかった料理をすぐに思い出せるのはもちろん、先輩からしたら、覚えていたのかと感動してもらえて信頼度アップに繋がります。
こういった、小さいことの積み重ねをするのがおもてなしです。
クライアントが少しでも過ごしやすい環境をつくることは必須です。
営業にも使えるのでぜひ参考にしてみてください。